Adobe IDとのCommerce管理者の統合を無効にする
Commerce インスタンスをAdobe IMS認証ワークフローと統合したマーチャントは、このオプションの統合を無効にする必要が生じる場合があります。
Commerce デプロイメントは、IMS 統合が無効になった後、デフォルトのCommerce認証ワークフローおよびパスワードポリシーに戻ります。 この統合が有効または無効の場合は、管理者ユーザーワークフローのみが影響を受けます。
Commerce管理者によるログインの概要については、 管理者アカウントを参照してください。
手順 1:統合を無効にする
管理者からこの統合を無効にすることはできません。 CommerceとのAdobe IMS統合を無効にし、Commerce認証をデフォルトステートに戻すには、コマンドラインインターフェイスから統合を無効にする必要があります。
統合を無効にするには:
bin/magento admin:adobe-ims:disable
成功すると、Adobe Commerceに次のメッセージが表示されます。
Admin Adobe IMS integration is disabled.
手順 2:Commerce パスワードを作成または取得する
統合を無効にした後、管理者ユーザーはCommerce パスワードを使用して管理者にログインする必要があります。
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Commerce管理者ユーザーは、既存のCommerce パスワード(IMS 統合前に作成されたCommerce パスワード)を覚えている場合は、そのパスワードを使用して管理者にログインできます。
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Commerce管理者ユーザーが、Commerceの既存のパスワードを持っていない場合や忘れた場合は、新しいパスワードを作成する必要があります。 新しいパスワードを作成するために、管理者ユーザーはCommerce ログインページの Forgot your password? 機能を使用して新しいパスワードを作成できます。 顧客パスワードのリセットを参照してください。 Commerceでは、空のパスワードフィールドを使用できません。
統合を無効にした後
IMS 統合が無効になると、デフォルトのCommerce認証ワークフローが再開され、管理者ユーザーにはパスワードの入力を求められます。
IMS 統合を無効にすると、統合が有効になったときに入力された資格情報(Organization ID
、Client ID
および Client Secret
の値)がCommerce設定ファイルから削除されます。