トランザクションメッセージの概要 send-transactional-messages

トランザクションメッセージ(Message Center)は、トリガーメッセージを管理するために設計されたキャンペーンモジュールです。これらの通知は、情報システムからトリガーされたイベントから生成されます。例えば、請求書、注文確認、出荷確認、パスワード変更、製品入手不可通知、アカウントステートメント、web サイトアカウント作成などがあります。

NOTE
Managed Cloud Services のユーザーとして Campaign トランザクションメッセージをお使いの環境に設定する場合は、アドビにお問い合わせください。

トランザクションメッセージは、次の送信に使用します。

  • 通知(注文確認やパスワードのリセットなど)
  • 個々の顧客のアクションに対するリアルタイムでの応答
  • 宣伝以外のコンテンツ

トランザクションメッセージの設定について詳しくは、この節を参照してください。

トランザクションメッセージのアーキテクチャについては、このページを参照してください。

トランザクションメッセージの動作原理 transactional-messaging-operating-principle

Adobe Campaign のトランザクションメッセージモジュールは情報システムに組み込まれ、システムはパーソナライズされたトランザクションメッセージに変換するイベントを返します。これらのメッセージはメール、SMS、プッシュ通知などを介して、個別に送信することも、まとめて送信することもできます。

例えば、顧客が製品を購入できる web サイトを持つ会社の例で考えてみます。

Adobe Campaign を使用すると、買い物かごに製品を追加した顧客に通知メールを送信できます。Web サイトを訪れた人が購入せずにサイトを離れると(キャンペーンイベントをトリガーする外部イベント)、買い物かごの放棄に伴うメールを自動的に送信できます(トランザクションメッセージ配信)。

これを実現する主な手順は、以下で説明します。

トランザクションメッセージテンプレートを設計して公開すると、対応するイベントがトリガーされた場合、関連するデータは PushEvent および PushEvents SOAP メソッドを介して Campaign に送信され、ターゲットの受信者に配信が送られます。

イベントタイプの作成 create-event-types

各イベントをパーソナライズされたメッセージに変更するには、まず​ イベントタイプ ​を作成します。

メッセージテンプレートを作成する際、送信するメッセージに一致するイベントのタイプを選択します。

CAUTION
イベントタイプをメッセージテンプレートで使用するには、事前に作成しておく必要があります。

Adobe Campaign で処理されるイベントタイプを作成するには、次の手順に従います。

  1. Campaign エクスプローラーの​ 管理/プラットフォーム/列挙 ​フォルダーを参照します。

  2. リストから​ イベントタイプ ​列挙を選択します。

  3. 追加」をクリックして、列挙の値を作成します。注文の確認、パスワードの変更、注文の配送変更などがイベントタイプとして考えられます。

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    CAUTION
    各イベントタイプは、イベントタイプ ​の列挙の値と一致する必要があります。
  4. 項目別リストの値を作成した後、作成事項を反映させるためには、一旦インスタンスからログオフし再度ログオンします。

NOTE
列挙について詳しくは、このページを参照してください。

次の手順では、トランザクションメッセージ用のテンプレートを作成して公開する方法について説明します。

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