増分クエリ incremental-query
増分処理クエリは、指標に基づいて定期的にターゲットを選択します。その際、過去にターゲティングされた人を除外します。
ターゲット済みの母集団は、ワークフローインスタンス別およびアクティビティ別にメモリに保存されています。例えば、同じテンプレートから開始される 2 つのワークフローは、同じログを共有しません。一方、同じワークフローインスタンスの同じ増分処理クエリに基づく 2 つのタスクは、同じログを共有します。
増分処理クエリは、標準クエリと同じ方法で定義しますが、実行がスケジュールされる点で異なります。
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手順は次のとおりです。
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「スケジュール設定と履歴」タブで、「実行をスケジュールする」オプションを選択します。一旦作成されたタスクはアクティブなままになり、クエリの実行スケジュールに指定された時間になるとトリガーされます。ただし、このオプションを無効にした場合、一度に全部 のクエリがただちに実行されます。
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「変更」ボタンをクリックします。
スケジュール編集ウィザード ウィンドウで、頻度のタイプと、イベントの繰り返し、イベントの有効期間を設定します。
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「完了」をクリックしてスケジュールを保存します。
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「スケジュール設定と履歴」タブの下部セクションで、履歴として残す日数を選択できます。
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履歴(日数)
既にターゲット済みの受信者は、ターゲットされた日から履歴の最大日数に達する日まで、ログに履歴として保持されます。値がゼロの場合、受信者がログからパージされることはありません。
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開始時に履歴を保持
アクティビティが有効になったときに、ログがパージされないようにします。
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SQL テーブル名
このパラメーターは、履歴データを保持するデフォルトの SQL テーブルをオーバーロードします。
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出力パラメーター output-parameters
- tableName
- schema
- recCount
この 3 つの値セットは、クエリのターゲットとなる母集団を識別します。tableName はターゲットの識別子を記録するテーブル名、schema は母集団のスキーマ(通常は nms:recipient)、recCount はテーブル内の要素の数です。