ディメンションを変更 change-dimension
「ディメンションを変更」アクティビティを使用すると、オーディエンスの作成時にターゲティングディメンションを変更できます。このアクティビティでは、データテンプレートと入力ディメンションに応じて軸を移動します。例えば、「契約」ディメンションから「クライアント」ディメンションに切り替えることができます。
さらに、このアクティビティを使用して、新しいターゲットの列を追加して定義したり、データの重複排除条件を定義したりできます。
「ディメンションを変更」アクティビティを設定するには、次の手順に従います。
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新しいターゲティングディメンションを「ディメンションを変更」フィールド経由で選択します。
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ディメンションの変更時に、すべての要素を保持することも、出力に含める要素を選択することもできます。次の例では、重複の最大件数が 2 に設定されています。
レコードを 1 つだけ保持する場合は、1 つのコレクションが作業スキーマに表示されます。このコレクションは、最終結果でターゲットにならないすべてのレコードを表します(1 つのレコードのみが保持されるため)。ほかのすべてのコレクションと同様に、このコレクションを使用して、集計を自動生成したり、列内の情報を取得したりできます。
例えば、「顧客」ディメンションを「受信者」ディメンションに変更すると、購入数を追加するだけでなく、特定の店舗の顧客のターゲティングが可能になります。
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この情報の一部のみを保持するように選択する場合、重複管理モードで設定できます。
青い矢印を使用して、重複処理の優先度を定義できます。
上の例では、受信者はまずメールアドレスに基づいて重複排除され、次に必要に応じてアカウント番号に基づいて重複排除されます。
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「結果」タブで、追加情報を追加できます。
例えば、Substring タイプ関数を使用して、郵便番号に基づいて国を収集できます。手順は次のとおりです。
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「データを追加…」リンクをクリックし、「フィルタリングディメンションにリンクされたデータ」を選択します。
note note NOTE 追加する列の作成と管理について詳しくは、データの追加を参照してください。 -
以前のターゲティングディメンション(軸変更の前)を選択し、受信者の「場所」サブツリーで「郵便番号」を選択して「式を編集」をクリックします。
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「詳細選択」をクリックし、「式を使用して数式を編集」を選択します。
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リストで提供される関数を使用して、実行される計算を指定します。
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最後に、作成した列のラベルを入力します。
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ワークフローを実行して、この設定の結果を確認します。次の図に示すように、ディメンションアクティビティの変更前と変更後のテーブル内のデータを比較し、さらにワークフローテーブルの構造も比較します。