誕生日メールの送信 sending-a-birthday-email
この使用例では、リスト内の受信者に対し誕生日に繰り返しメールを送信する方法を説明します。
この使用例を設定するうえで、以下のターゲティングワークフローを作成しました。
この(日々実行される)ワークフローでは、現在の日付が誕生日であるすべての受信者を選択します。
これを行うには、キャンペーンを作成してキャンペーンワークフローを追加します。
次に、以下の手順に従います。
当日が誕生日となる受信者の特定 identifying-recipients-whose-birthday-it-is
ワークフローが毎日起動するように「スケジューラー」アクティビティを設定したら、誕生日が現在の日付の受信者をすべて特定します。
それには、次の手順に従います。
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ワークフローに「クエリ」アクティビティをドラッグ&ドロップし、ダブルクリックします。
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「クエリを編集」リンクをクリックし、「フィルター条件」を選択します。
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「式」列の最初のセルをクリックし、式を編集 をクリックして式エディターを開きます。
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「詳細選択」をクリックして、フィルターモードを選択します。
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「式を使用して数式を編集」を選択し、「次へ」をクリックして式エディターを表示します。
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関数のリストで、「日付」ノードからアクセスできる「日」をダブルクリックします。この関数は、パラメーターとして渡された日付に対応する日を表す数値を返します。
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使用可能フィールドのリストで、「生年月日」をダブルクリックします。エディターの上部セクションに、次の数式が表示されます。
code language-none Day(@birthDate)
「完了」をクリックして確定します。
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クエリエディターで、「演算子」列の最初のセルで「次と等しい」を選択します。
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次に、2 番目の列(「値」)の最初のセルをクリックし、式を編集 をクリックして式エディターを開きます。
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関数のリストで、「日付」ノードからアクセスできる「日」をダブルクリックします。
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「GetDate」関数をダブルクリックして現在の日付を取得します。
エディターの上部セクションに、次の数式が表示されます。
code language-none Day(GetDate())
「完了」をクリックして確定します。
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この手順を繰り返して、現在の月に対応する誕生月を取得します。それには、「追加」をクリックし、「Day」を「Month」に置き換えて手順 3 から 10 を繰り返します。
完成したクエリは次のようになります。
「クエリ」アクティビティの結果を、「メール配信」アクティビティにリンクし、リストに記載されている受信者全員に誕生日のメールを送信します。
2月29日に生まれた受信者を含める(オプション) including-recipients-born-on-february-29th--optional-
2 月 29 日に生まれた受信者全員を含めたい場合、この使用例では、閏年かどうかに関わらず、リスト内の受信者に対し、誕生日に繰り返しメールを送信する方法を示します。
この使用例の主な実装手順は次のとおりです。
- 受信者の選択
- 閏年であるかどうかを選択
- 2 月 29 日生まれの受信者をすべて選択
この使用例を設定するうえで、以下のターゲティングワークフローを作成しました。
現在の年が 閏年でなく、ワークフローが 3 月 1 日に実行された場合、2 月 29 日が誕生日の受信者すべてを選択して、受信者のリストに追加する必要があります。その他の場合については追加のアクションは不要です。
手順 1:受信者の選択 step-1--selecting-the-recipients
ワークフローが毎日起動するよう「スケジューラー」アクティビティを設定したら、現在の日付が誕生日の受信者をすべて特定します。
現在の日付に対応する誕生日を持つ受信者の選択については、その日が誕生日の受信者の識別の節で説明しています。
手順 2:閏年かどうかの選択 step-2--select-whether-or-not-it-is-a-leap-year
「テスト」アクティビティでは、今年が閏年であるかどうか、また現在の日付が 3 月 1 日であるかどうかの確認ができます。
テストの結果、今年が閏年ではなくて 2 月 29 日は存在せず、さらに現在の日付が 3 月 1 日である場合、「TRUE」トランザクションが有効になり、2 月 29 日生まれの受信者が 3 月 1 日の配信に追加されます。そうでない場合は、「False」トランザクションが有効になり、3 月 1 日生まれの受信者だけが配信を受け取ります。
以下のコードを「詳細設定」タブの「初期化スクリプト」セクションにコピー&ペーストします。
function isLeapYear(iYear)
{
if(iYear/4 == Math.floor(iYear/4))
{
if(iYear/100 != Math.floor(iYear/100))
{
// Divisible by 4 only -> Leap Year
return 1;
}
else
{
if(iYear/400 == Math.floor(iYear/400))
{
// Divisible by 4, 100 and 400 -> Leap year
return 1;
}
}
}
// all others: no leap year
return 0;
}
// Return today's date and time
var currentTime = new Date()
// returns the month (from 0 to 11)
var month = currentTime.getMonth() + 1
// returns the day of the month (from 1 to 31)
var day = currentTime.getDate()
// returns the year (four digits)
var year = currentTime.getFullYear()
// is current year a leap year?
vars.currentIsALeapYear = isLeapYear(year);
// is current date the first of march?
if(month == 3 && day == 1) {
// today is 1st of march
vars.firstOfMarch = 1;
}
「条件付き分岐」セクションで以下の条件を追加します。
vars.currentIsALeapYear == 0 && vars.firstOfMarch == 1
手順 3:2 月 29 日生まれの全受信者の選択 step-3--select-any-recipients-born-on-february-29th
分岐 アクティビティを作成し、アウトバウンドトランジションの 1 つを クエリ アクティビティとリンクします。
このクエリで、誕生日が 2 月 29 日の受信者すべてを選択します。
得られた結果を「和集合」アクティビティと結合します。
2 つの「テスト」アクティビティ分岐の結果を「メール配信」アクティビティとリンクして、リストに記載のすべての受信者に対し、誕生日のメールを送信します。2 月 29 日が誕生日の受信者には、閏年でない年にもメールが送信されます。
繰り返し配信の作成 creating-a-recurring-delivery-in-a-targeting-workflow
送信する誕生日メールテンプレートに基づいて、「繰り返し配信」アクティビティを追加します。