プロバイダー、在庫、予算 providers-stocks-and-budgets

Adobe Campaign では、キャンペーン内で実行されるジョブに関与するサービスプロバイダーを定義できます。サービスプロバイダーに関する情報と、関連付けられたコスト構造は、Adobe Campaign 管理者がメインビューから定義します。サービスプロバイダーを配信から参照し、そのコスト構造を使用して、この配信に関連付けられたコストを計算したり、関連する在庫を管理したりできます。

サービスプロバイダーとコスト構造の作成 create-service-providers-and-their-cost-structures

各サービスプロバイダーは、連絡先詳細、サービステンプレート、関連ジョブと共にファイルに保存されます。

サービスプロバイダーは、Campaign エクスプローラーの​ 管理／キャンペーン管理 ​フォルダーで設定します。

配信時に実行されるジョブ（特にダイレクトメールとモバイルチャネルに関するジョブ）は、サービスプロバイダーが実行します。例えば、このサービスプロバイダーは、メッセージの印刷または配分を実行できます。このようなジョブには、サービスプロバイダーごとに固有の設定とコストが含まれます。サービスプロバイダーの設定には、以下の 4 つのステージがあります。

サービスプロバイダーとコストカテゴリの作成 create-a-service-provider-and-its-cost-categories

サービスプロバイダーの追加 add-a-service-provider

配信に必要な数のサービスプロバイダーを作成できます。サービスプロバイダーの追加手順は次のとおりです。

コストカテゴリの定義 define-cost-categories

サービステンプレートを各サービスプロバイダーに関連付けることができるようになりました。これらのテンプレートで、まずコストカテゴリを定義し、必要に応じて、関連する在庫を定義する必要があります。その後、コスト構造から、カテゴリごとにコスト計算ルールを作成することができます。詳細情報。

コストカテゴリは、配信の種類（メール、ダイレクトメール、SMS など）に応じた一連のコストを含むエンティティです。コストカテゴリは、サービスプロバイダーに関連付けられているサービスのテンプレートにまとめられます。各サービスプロバイダーは、1 つ以上のサービステンプレートを参照できます。

サービステンプレートを作成してそのコンテンツを定義するには、以下の手順を実行します。

コスト構造の定義 define-the-cost-structure

コストタイプごとに、適用する計算ルールをコスト構造で指定します。

「コスト構造」タブをクリックして、コストカテゴリおよびコストタイプごとにコスト計算を設定します。「追加」をクリックして、コスト構造を入力します。

線形構造 linear-structure

メッセージの合計数に関わらず、メッセージ（またはメッセージ群）の金額が常に同じ場合は、「線形」を選択して、各メッセージのコストを入力します。

この金額をメッセージ群に適用する場合は、関連するメッセージ数を「メッセージ数」フィールドで指定します。

しきい値別の線形構造 linear-structure-by-threshold

金額を各メッセージのしきい値別に適用する場合は、しきい値別の線形 ​計算構造を定義する必要があります。このタイプのコスト構造では、例えばメッセージの合計数が 1～100 の場合は各メッセージのコストが 0.13 になり、100～1000 メッセージが送信される場合は 0.12 になり、1000 メッセージを超えると 0.11 になります。

設定は次のようになります。

しきい値を追加するには、リストの右側にある​ 追加 ​ボタンをクリックします。

しきい値別の定数構造 constant-structure-by-threshold

最後に、メッセージの合計数に応じてコスト計算を設定できます。そのためには、しきい値別の定数 ​計算構造を選択します。例えば、1～100 メッセージに対してはコストが 12.00 の固定金額に設定され、101～1000 メッセージの配信には 100.00 に設定され、1000 メッセージを超えるあらゆる配信に対しては、合計数に関わらず、500.00 に設定されます。

サービスに関連付けられたジョブの設定 configure-processes-associated-with-a-service

「ジョブ」タブで、サービスプロバイダーに関わるプロセスについての情報を関連付けることができます。このセクションでは、発送担当に送信する情報を設定できます。

サービスとキャンペーンの関連付け associate-a-service-with-a-campaign

サービスプロバイダーは、キャンペーン配信に関連付けられます。サービスプロバイダーは配信テンプレートで参照されて、このテンプレートから作成される配信でサービスを提供します。

サービスを選択すると、配信のタイプ（ダイレクトメール、電子メールなど）に対応するコストカテゴリが、定義済みの処理オプションと共に、中央のテーブルに自動的に表示されます。

「追加料金の額」列を使用して、該当する配信またはタスクのコンテキストで、このカテゴリのコストを追加できます。

配信のコストカテゴリを定義するときに、選択を必須とするコストタイプを定義することができます。そのためには、「コストタイプの選択を必須にする」を選択します。

在庫およびオーダー管理 stock-and-order-management

アラートを処理し、補給品をトラッキングし、オーダーを開始するために、コストタイプを在庫品目に関連付けることができます。

在庫およびオーダー管理を Adobe Campaign で設定し、実行する配信の補給品が不十分な場合にオペレーターに警告する手順は次のとおりです。

在庫管理 stock-management

Adobe Campaign では、在庫がなくなった場合または最小しきい値に達した場合、オペレーターのグループに警告できます。在庫レベルには、ナビゲーション領域の「 その他の選択肢」リンクを介して、「キャンペーン」タブの「在庫」リンクからアクセスできます。

在庫の作成 creating-a-stock

新しい在庫を作成するには、次の手順に従います。

在庫品目の追加 add-stock-lines

在庫は、様々な在庫品目で構成されます。在庫品目には、配信によって消費されるリソースの初期数量が含まれます。在庫品目ごとに、消費された数量、在庫数量、オーダーされた数量が表示されます。

在庫を作成する場合は、「在庫品目」タブをクリックして新しい品目を追加します。

在庫を作成したら、そのダッシュボードを使用して在庫品目の作成とモニタリングを行います。

「作成」ボタンをクリックして、新しい在庫品目を追加します。

在庫とコストカテゴリの関連付け associate-a-stock-with-cost-categories

サービスプロバイダーが指定された場合、サービスでは、次のように、在庫品目をコストカテゴリの 1 つで参照できます。

在庫トラッキング stock-tracking

アラートオペレーター alert-operators

配信で参照されている在庫が不十分になると、アラートが表示されます。例えば、抽出ファイルが承認されると、次のアラートが表示されます。

オーダー orders

「オーダー」サブタブで、現在のオーダーを表示し、新しいオーダーを保存できます。

オーダーを保存するには、ターゲットとする在庫品目を編集し、「追加」ボタンをクリックして、配信日とオーダーされた数量を指定します。

「消費」タブには、キャンペーンごとに使用された量が表示されます。このタブの情報は、実行された配信に応じて自動的に入力されます。該当するキャンペーンを開くには、「編集」ボタンをクリックします。

予算の計算 calculate-budgets

原則 principle

配信およびキャンペーンに関するコストを管理します。進行状況に応じて、このコストが予算に割り当てられます。

キャンペーンの配信コストはキャンペーンレベルで統合され、プログラムを構成するすべてのキャンペーンのコストが、関連付けられているプログラムに渡されます。専用レポートで、プラットフォーム全体またはプランごとおよびプログラムごとの予算をトラッキングできます。

実装 implementation

キャンペーンでは、予算を選択する際に、初期金額を入力する必要があります。計算されたコストは、入力された金額（発生した費用、想定される費用、予約済みの費用、割り当てられた費用）のコミットメントレベルに応じて、自動的に更新されます。