コンテンツのパーソナライズ
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配信コンテンツのパーソナライゼーションは、メッセージを個々の受信者に対して調整し、コミュニケーションの関連性と魅力を高めることができる主な機能です。
Adobe Campaignでは、プロファイルの名前、場所、過去のインタラクションなどの プロファイルデータや、特定の 配信の変数を使用することで、コミュニケーションのテキスト、画像、オファーなどの要素を動的にカスタマイズできます。
配信のパーソナライゼーションにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、エンゲージメント率が向上し、コンバージョン率と顧客満足度が高まります。
パーソナライゼーションに対するプロファイルデータの使用
式エディターを使用して、プロファイルデータを使用した配信をパーソナライズします。式エディターには、「パーソナライゼーションダイアログを開く」アイコンのある各フィールド(件名行、メールリンク、テキスト/ボタンのコンテンツコンポーネントなど)からアクセスできます。 式エディターにアクセスする方法を説明します。
パーソナライゼーション構文
パーソナライゼーションタグは、次の特定の構文 <%= table.field %>
に従います。例えば、受信者テーブルから受信者の姓を挿入するには、<%= recipient.lastName %>
構文を使用します。
配信準備プロセス中に、Adobe Campaignはこれらのタグを解釈し、各受信者の対応するフィールド値に置き換えます。 コンテンツをシミュレートすると、実際の置き換えを確認できます。
スタンドアロンのメール配信用に外部ファイルから連絡先をアップロードする場合、入力ファイル内のすべてのフィールドをパーソナライズに使用できます。構文は次のようになります。<%= dataSource.field %>
パーソナライゼーションタグを追加
配信にパーソナライゼーションタグを追加するには、次の手順に従います。
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式エディターを開くには、「パーソナライゼーションダイアログを開く」アイコンを使用します。このアイコンには、テキストタイプの編集フィールド(件名行や SMS 本文など)からアクセスできます。 式エディターにアクセスする方法を説明します。
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式エディターが開きます。画面の左側にあるいくつかのメニューに、Adobe Campaign データベースで使用可能なパーソナライゼーションフィールドが整理されています。
メニュー説明サブスクライバーのアプリケーション メニューには、使用するターミナルやオペレーティングシステムなど、アプリケーションのサブスクライバーに関連するフィールドが一覧表示されます。このメニューは、プッシュ通知でのみ使用できます。受信者 メニューには、受信者の名前、年齢、アドレスなど、受信者テーブルで定義されたフィールドが一覧表示されます。スタンドアロンのメール配信用に外部ファイルからの連絡先をアップロードすると、このメニューに入力ファイルで使用できるすべてのフィールドが一覧表示されます。メッセージ メニューには、配信ログに関連するフィールドが一覧表示されます。特定の受信者との最後のイベントの日付など、すべてのチャネルにわたって受信者またはデバイスに送信されたすべてのメッセージが含まれます。配信 メニューには、配信チャネルやラベルなど、配信の実行に必要なパラメーターに関連するフィールドが一覧表示されます。NOTE
デフォルトでは、各メニューには、選択したテーブル内のすべてのフィールド(受信者、メッセージ、配信)が一覧表示されます。選択したテーブルにリンクするテーブルのフィールドを含める場合は、リストの下にある「詳細属性を表示」オプションを有効にします。 -
パーソナライゼーションフィールドを追加するには、コンテンツ内の目的の場所にカーソルを置き、「
+
」ボタンをクリックして挿入します。 -
コンテンツの準備が整ったら、コンテンツを保存し、シミュレーションを実行して、パーソナライゼーションのレンダリングをテストします。 次の例は、受信者の名を使用した SMS メッセージのパーソナライズを示しています。
パーソナライゼーションに対する変数の使用
また、変数を使用して配信をパーソナライズします。 詳しくは、配信への変数の追加を参照してください。
例えば、変数 deliveryType
は、以下のように定義されます。
この例では、「Personalizationを追加 アイコンと式 <%= variables.deliveryType %>
を使用して、配信のコンテンツで の変数を使用します。
「コンテンツをシミュレート」ボタンで変数の使用を確認します。