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ファイルの解凍または復号化 unzipping-or-decrypting-a-file-before-processing

Adobe Campaign では、圧縮されたファイルや暗号化されたファイルをインポートできます。「データ読み込み(ファイル)」アクティビティで読み取る前にファイルを解凍または復号化する前処理を定義できます。

IMPORTANT
4 Gb を超える圧縮されたファイルは解凍できません。

手順は以下のとおりです。

  1. ファイルの復号化を可能にするために、コントロールパネルを使用して公開鍵と秘密鍵のペアを生成します。

    note note
    NOTE
    コントロールパネルは、すべての管理者ユーザーがアクセスできます。 ユーザーに管理者アクセス権を付与する手順については、このページで詳しく説明しています。
    インスタンスは AWS でホストされ、最新の GA ビルドでアップグレードされている必要があります。バージョンを確認する方法については、この節を参照してください。インスタンスが AWS でホストされているかどうかを確認するには、このページに記載されている手順に従います。
  2. Adobe Campaign のインストールがオンプレミスの場合:使用するユーティリティ(例:GPG、GZIP)およびアプリケーションサーバー上の必要なキー(暗号化キー)をインストールします。

    インストールした Adobe Campaign がアドビでホストされている場合は、必要なユーティリティをサーバーにインストールするようアドビカスタマーケアに依頼します。

次に、目的の前処理コマンドをワークフローで使用します。

  1. ワークフローに「ファイル転送」アクティビティを追加して設定します。
  2. データ読み込み(ファイル)」アクティビティを追加し、ファイルのフォーマットを定義します。
  3. ファイルを前処理」オプションをオンにします。
  4. 適用する前処理コマンドを選択します。
  5. ファイルから取得したデータを管理するために必要なその他のアクティビティを追加します。
  6. 保存して、ワークフローを実行します。

例として、次のユースケースを示します。

関連トピック:

ユースケース:コントロールパネルで生成されたキーを使用して暗号化されたデータのインポート use-case-gpg-decrypt

このユースケースでは、外部システムで暗号化されたデータを コントロールパネルで生成されたキーを使用してインポートするためのワークフローを作成します。

ビデオでこの機能を確認する

このユースケースを実行する手順は次のとおりです。

  1. コントロールパネルを使用して、キーペア(公開鍵と秘密鍵)を生成します。詳細な手順については、コントロールパネルのドキュメントを参照してください。

    • 公開鍵は外部システムと共有され、外部システムはこのキーを使用して Campaign に送信するデータを暗号化します。
    • 秘密鍵は、受信する暗号化されたデータを復号化するために Campaign Classic で使用されます。

  2. 外部システムでは、コントロールパネルからダウンロードした公開鍵を使用して、Campaign Classic にインポートするデータを暗号化します。

  3. Campaign Classic で、暗号化されたデータをインポートするワークフローを作成し、コントロールパネル経由でインストールされた秘密鍵を使用して復号化します。これをおこなうには、次のようにワークフローを作成します。

    • ファイル転送 ​アクティビティ:ファイルを外部ソースから Campaign Classic に転送します。この例では、SFTP サーバーからファイルを転送します。
    • データ読み込み(ファイル) ​アクティビティ:ファイルからデータベースにデータを読み込み、コントロールパネルで生成された秘密鍵を使用して復号化します。
  4. ファイル転送 ​アクティビティを開き、暗号化された .gpg ファイルのインポート元の外部アカウントを指定します。

    アクティビティの設定方法に関するグローバルな概念については、こちらを参照してください。

  5. データ読み込み(ファイル) ​アクティビティを開き、必要に応じて設定します。アクティビティの設定方法に関するグローバルな概念については、こちらを参照してください。

    受信データを復号化するために、アクティビティに前処理ステージを追加します。これを行うには、「ファイルを前処理」オプションを選択してから、「コマンド」ドロップダウンリストから「復号」を選択します。

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    NOTE
    利用可能なコマンドを変更する必要がある場合は、アドビカスタマーケアに問い合わせて、preProcessCommand の設定を調整できます。
    ハイブリッドデプロイメントを使用している場合は、サーバー設定ファイル(serverConf.xml)から直接これらのコマンドを設定できます。詳しくは、サーバー設定ファイルで前処理コマンドを設定する方法を参照してください
  6. OK」をクリックして、アクティビティの設定を確定します。

  7. これで、ワークフローを開始できます。ワークフローを実行したら、復号化が実行されたことと、ファイルのデータがインポートされたことをワークフローログで確認できます。

チュートリアルビデオ video

このビデオでは、GPG キーを使用してデータを復号化する方法を紹介します。

Campaign Classic に関するその他のハウツービデオはこちらで参照できます。

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