abort

abort 変数はブール値で、次のトラッキングコールがAdobeに送信されるのを防ぐことができます。 Web SDK にも同様の機能があり、XDM イベントが送信される前に false を返すことができます。

Web SDK 拡張機能を使用したイベントの送信のキャンセル

イベント送信コールバックの前に On コードエディターを使用し、false を返します。

  1. Adobe ID 資格情報を使用して、Adobe Experience Platform Data Collection にログインします。
  2. 目的のタグプロパティをクリックします。
  3. 「​ 拡張機能 ​」タブに移動し、「{4 Adobe Experience Platform Web SDK」の下にある「設定 ボタンをクリックします。
  4. ​ データ収集 ​ の下の イベント送信前に編集コールバックコード ボタンをクリックします。
  5. コードエディターで、Edgeへのデータ送信を中止する条件の下に次のコードを配置します。
return false;

Web SDK を手動で実装したイベントの送信のキャンセル

onBeforeEventSend コールバックを使用して、false を返します。 詳しくは、Web SDK ドキュメントの イベントのグローバルな変更を参照してください。

alloy("configure"), {
    "onBeforeEventSend": function(content) {
        return false;
    }
}

Adobe Analytics拡張機能の abort 変数の使用

Adobe Analytics 拡張機能には、この変数を使用する専用のフィールドはありません。AppMeasurement 構文に従って、カスタムコードエディターを使用します。

AppMeasurementでの s.abort と Analytics 拡張機能のカスタムコードエディター

s.abort 変数はブール値です。デフォルト値は false です。

  • true に設定した場合、次のトラッキングコール(t() または tl())はデータをアドビに送信しません。
  • false に設定した場合、または定義しなかった場合、この変数は何もしません。
s.abort = true;
NOTE
abort 変数は、トラッキングコールのたびに false にリセットされます。同じページ上の後続のトラッキングコールを中止する場合は、abort を再度 true に設定します。

abort 変数は、イメージリクエストがAdobeに送信される前に実行する最後の関数である doPlugins() 関数で設定できます。 この例は、Web SDK を使用した onBeforeEventSend コールバックと同様に動作します。

s.doPlugins = function(s) {
    s.campaign = s.Util.getQueryParam("cid");
    if ((!s.campaign) && (!s.events)) {
        s.abort = true;
    }
};

追跡したくないアクティビティ(ディスプレイ広告内の一部のカスタムリンクや外部リンクなど)の識別に使用するロジックを一元管理することができます。

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