Adobe Experience Platform Edge Network を使用した Adobe Analytics の実装
Adobe Experience Platform Edge Network を使用すると、複数の製品宛てのデータを一元的な場所に送信できます。Edge Network は、適切な情報を目的の製品に転送します。この概念を使用すると、特に複数のデータソリューションにまたがる実装作業を統合できます。
アドビでは、Edge Network にデータを送信する 3 つの主な方法を提供しています。
- Adobe Experience Platform Web SDK:Adobe Experience Platform のデータ収集で、Web SDK 拡張機能を使用して Edge にデータを送信します。
- Adobe Experience Platform Mobile SDK:Adobe Experience Platform のデータ収集で、Mobile SDK 拡張機能を使用して Edge にデータを送信します。
- Adobe Experience Platform Edge Network Server API:API を使用して Edge に直接データを送信します。
Adobe Analytics が Edge Network データを処理する方法
Adobe Experience Platform Edge Network に送信されるデータは、次の 2 つの形式に従うことができます。
- XDM オブジェクト:XDM(エクスペリエンスデータモデル)に基づくスキーマに準拠します。XDM では、どのフィールドをイベントの一部として定義するかを柔軟に指定できます。イベントが Adobe Analytics に到達すると、イベントは Adobe Analytics が処理できる形式に変換されます。
- データオブジェクト: Adobe Analytics にマッピングされた特定のフィールドを使用して、Edge Network にデータを送信します。Edge Network は、これらのフィールドの存在を検出し、スキーマに準拠する必要なく、Adobe Analytics に転送します。
Edge Network は、次のロジックを使用して Adobe Analytics のページビューとリンクイベントを決定します。
XDM ペイロードには次のものが含まれます。
Adobe Analytics…
web.webPageDetails.name
or web.webPageDetails.URL
and no web.webInteraction.type
ペイロードを ページビュー とみなします
web.webInteraction.type
and (web.webInteraction.name
or web.webInteraction.url
)ペイロードを リンクイベント とみなします
web.webInteraction.type
and (web.webPageDetails.name
or web.webPageDetails.url
)ペイロードを リンクイベント とみなし、
web.webPageDetails.name
と web.webPageDetails.URL
は null
に設定されますno
web.webInteraction.type
and (no webPageDetails.name
and no web.webPageDetails.URL
)ペイロードをドロップし、データを無視します
詳しくは、Adobe Analytics ExperienceEvent フル拡張スキーマフィールドグループを参照してください。
recommendation-more-help
b4f6d761-4a8b-4322-b801-c85b9e3be690