下位分類
Adobe Analytics では、単一レベルの分類モデルと複数レベルの分類レベルの両方をサポートしています。分類階層を使用すると、分類に対して分類を適用できます。
次に例を示します。
このモデルの分類はそれぞれ独立しており、選択したレポート変数の新しいサブレポートに対応しています。さらに、データファイルでは、各分類が 1 つのデータ列を構成しており、列見出しに分類名が付けられます。次に例を示します。
データファイルについて詳しくは、分類データファイルを参照してください。
複数レベルの分類は、親の分類と子の分類から構成されます。次に例を示します。
親の分類: 子の分類が関連付けられている分類は、すべて親の分類となります。分類は、親の分類にも子の分類にも指定できます。最上位レベルの親の分類は、単一レベルの分類に相当します。
子の分類: 変数ではなく別の分類を親として持つ分類は、すべて子の分類になります。子の分類は、親の分類についての追加情報を示します。例えば、キャンペーン分類はキャンペーン所有者という子の分類を持つ場合があります。数値の分類は、分類レポートで指標としても機能します。
各分類は、親の場合も子の場合も、データファイルで 1 つのデータ列を構成します。子の分類の列見出しには、次の名前形式が使用されます。
<parent_name>^<child_name>
データファイルの形式について詳しくは、分類データファイルを参照してください。
次に例を示します。
複数レベルの分類用のファイルテンプレートはより複雑ですが、複数レベルの分類には、異なるレベルをそれぞれ別のファイルとしてアップロードできるという強力な利点があります。この方法を使用すると、データを時間の経過につれて変化するものと、変化しないものという分類レベルにグループ分けすることにより、定期的に(毎日、毎週など)アップロードする必要のあるデータの量を最小限に抑えることができます。
例
この製品分類のデータファイルをアップロードするとき、分類データを単一のファイルまたは複数のファイルとしてアップロードできます(以下を参照してください)。色コードをファイル 1 に、色名をファイル 2 に分けると、色名データ(数行のみの可能性があります)の更新は、新しい色コードが作成された場合にのみ必要となります。したがって、頻繁に更新するファイル 1 から色名(CODE^COLOR)フィールドが排除され、データファイルを生成するときのファイルサイズと複雑さを軽減することができます。