コンテンツ配信のトラブルシューティング

ページに意図するコンテンツが表示されない場合は、コンテンツ配信をデバッグするためにいくつかの手順をおこないます。

  • アクティビティやキャンペーンコードを慎重に確認します。タイポやその他のエラーがあると、意図するコンテンツが表示されない場合があります。
  • Target リクエストのトラブルシューティングには、mboxTrace や mboxDebug を使用します。
  • Adobe Experience Cloud デバッガーは mboxDebug と同じ情報を入手できる使いやすいツールです。このツールを使用して Target リクエストのトラブルシューティングができます。

ページで Target を設定して、Target が呼び出されていることと、cookie が設定されていることを確認するときは、mboxDebug が特に便利です。ただし、mboxDebug は、コンテンツ配信のデバッグに役立つ詳細までは調べません。ページにアクティビティが表示されない場合や、意図していないコンテンツが表示される場合は、mboxTrace を使用してページの調査とデバッグを詳細におこないます。

デバッグツールで使用するための認証トークンの取得

mboxTrace と mboxDebug は、外部パーティにキャンペーンデータとプロファイルデータを公開するので、認証トークンが必要です。認証トークンは、Target UI で取得できます。トークンは 6 時間有効です。

認証トークンを生成するには、次のいずれかのユーザー権限が必要です。

  • エディター権限(または承認者)以上

    Target Standardユーザーの詳細については、ユーザー​の役割と権限の指定を参照してください。Target Premiumユーザーの詳細については、エンタープライズ権限の設定を参照してください。

  • ワークスペース/製品プロファイルレベルでの管理者の役割

    Workspaces はTarget Premiumのお客様のみが利用できます。詳しくは、 エンタープライズの権限の設定を参照してください。

  • Adobe Target製品レベルの管理者権限(Sysadmin 権限)

認証トークンを取得するには、次の手順に従います。

  1. 管理実装​をクリックします。

  2. 「Debugger ツール」セクションで、「新しい認証トークンを生成」をクリックします。

    新しい認証トークンの生成

  3. 生成されたトークンをパラメーターとして URL に追加して、高度なデバッグツールの 1 つを有効にします。

    認証トークン

mboxTrace

mboxTrace を使用すると、Target 応答に付属する追跡情報を受信できます。トレース情報は、Target 呼び出し(コンバージョンやインプレッションなど)の結果と、この特定の結果の発生理由を判断するのに役立つことがある追加データ(キャンペーンで選択肢となった使用可能な分岐のセットなど)を反映します。この情報を使用してコンテンツ配信をデバッグします。

次のパラメーターを使用できます。

mboxTrace のオプション 結果
?mboxTrace=console コンソールログにオブジェクトとして出力します。
at.js の場合は、mbox.js のように新しいブラウザーウィンドウをポップアップしたりコンソールに出力したりする代わりに、ネットワークリクエストを調べて、プレビュー(Chrome)または応答(Firefox)を確認する必要があります。
?mboxTrace=json コンソールログにリテラル JSON 文字列として出力します。
?mboxTrace=window ポップアップウィンドウに JSON 文字列として出力します。
?mboxTrace=disable セッションモードのトレースをオフにします。

mboxTrace 呼び出しの例

https://www.mysite.com/page.html?mboxTrace=window&authorization=f543abf-0111-4061-9619-d41d665c59a6

出力に、コンテンツに関するきわめて詳しい情報が表示されます。mboxTrace は、キャンペーンまたはアクティビティとプロファイルの詳細を表示します。また、実行前のプロファイルのスナップショットと、実行後の変化を示すスナップショットも提供します。さらに、各場所で評価されたキャンペーンやアクティビティも表示します。

情報によっては、一致するセグメント、一致しないセグメントおよびターゲット ID が含まれる場合もあります。

  • SegmentId:セグメントの ID。再利用可能なセグメントライブラリか、特定のキャンペーン用に作成された匿名セグメントのいずれかのものです。
  • TargetId:ターゲットの ID。ターゲットエクスプレッションライブラリか、キャンペーンの任意のセグメント用の匿名ターゲットのものです。
  • Unmatched:リクエストは、この呼び出しで、セグメントまたはターゲットに適していませんでした。
  • Matched:リクエストは、指定されたセグメントまたはターゲットに適していました。

レコメンデーションページでの mboxTrace の使用:レコメンデーションを使用したページに mboxTrace をクエリーパラメーターとして追加すると、ページ上の Recommendation のデザインが、mboxTrace の詳細ウィンドウに置き換わり、以下を含むレコメンデーションに関する詳細が表示されます。

  • 返されたレコメンデーションと要求されたレコメンデーション
  • 使用されたキーと、それがレコメンデーションを生成するかどうか
  • 条件によって生成されたレコメンデーションとバックアップレコメンデーション
  • 条件の設定
  • 適用される除外とインクルージョン
  • 収集ルール

クエリパラメーターには、=console=json、または =window を含める必要はありません。mboxTrace の詳細が完了したら、=disable を追加して、Enter キーを押すと、通常の表示モードに戻ります。

サイトの通常の機能や外見は、mboxTrace の影響を受けません。訪問者には、通常のレコメンデーションのデザインが表示されます。

mboxDebug

mboxDebug を使用するには、URL の末尾に mboxDebug パラメーターを追加します。Target 応答に関連する URL パラメーターについての情報を次の表に示します。

メモ

mboxDebug パラメーターによっては、使用するのに認証を必要とするものと、認証を必要としないものがあります。

URL パラメーター 目的
mboxDebug=1 デバッガー
Target リクエストが定義された任意の URL にこのパラメーターを追加すると、ポップアップウィンドウが開き、有用なデバッグ詳細情報が表示されます。Cookie 情報、PCID およびセッション ID の値が記述され、 URL がすべて表示されます。Targe リクエストの URL をクリックすると、その Target リクエストに対する応答を表示できます。詳しくは、mbox_debug.pdf を参照してください。
mboxDebug=x-cookie cookie の変更
mboxDisable=1 ページ上の mbox を無効化
mboxDebug=x-profile プロファイルセットを表示
mboxDebug=x-time 各 Target リクエストに対する応答時間を表示します
mboxOverride.browserIp=<Insert IP address> Geotargeting のテスト
Geotargeting をこの URL パラメーターでテストします。この属性の値に IP アドレスを入力すると、Test&Target のジオターゲティングがこの IP アドレスを評価し、キャンペーン内のジオターゲティングまたはセグメント化セットに一致させます。
メモ

URLフラグメントがクエリ文字列パラメーターの後にあることを確認します。最初の # の後はすべてフラグメント識別子となり、デバッグパラメーターが正しく機能しません。

Adobe Experience Cloud デバッガー

Adobe Experience Cloud デバッガーを使用すると、Target の実装をすばやく簡単に理解できます。ライブラリ設定をすばやく表示し、リクエストを検証してカスタムパラメーターが正しく渡されたことを確認し、コンソールのログを有効にして、Target のすべてのリクエストを無効にすることができます。Experience Cloud への認証をおこなうと、強力な Mbox Trace ツールを使用して、アクティビティ、オーディエンスの資格情報、訪問者プロファイルを調査できます。

詳しくは、以下のトレーニングビデオを参照してください。

詳しくは、Adobe Experience Cloud デバッガーを使用した at.js のデバッグを参照してください。

配信中に target.js を読み込めなかった場合

配信中に target.js の読み込みに失敗した場合は、mbox.js から訪問者に対して「em-disabled」という cookie が送信されます。この cookie は、Visual Experience Composer を使用して作成されたオファーがサイトに表示されないようにします。この cookie が設定された訪問者には、テストコンテンツが表示されず、それらのアクティビティレポートでもカウントされません。その他すべてのオファーコンテンツ(例えば Target Classic のキャンペーンのコンテンツ)は引き続き読み込まれます。この cookie の有効期間は、読み込み失敗時から 30 分です。

Recommendations にトップセラーが表示されない

SiteCatalyst: purchase 呼び出しは、購入アルゴリズムトラフィックデータには使用できません。代わりに、orderConfirmPage 呼び出しを使用します。

アクティビティの優先度を確認

Target Standard/Premium で作成されたフォームベースのアクティビティは、優先度が同じで、同じ Target リクエスト使用している Target Classic UI で作成されたアクティビティと競合する場合があります。

Internet Explorer 8 でカスタムコードが期待どおりの結果を返さない

Target は、IE 8 をサポートしていません。

グローバル Target リクエストで提供される JavaScript コンテンツが、mbox.js の使用時に読み込まれない

mbox.js のバージョンを 58 以降にアップグレードしてください。

mbox.js バージョン 58 以降では、HTML BODY タグのすぐ後にある Target に対し、非 JavaScript コンテンツが実行されます。グローバル Target リクエストの <script> タグ内の JavaScript コンテンツは、DOMContentLoaded イベントの発生後に実行されます。このコンテンツの配信順序によって、グローバル Target リクエストの JavaScript コンテンツが適切に配信かつレンダリングされるようにします。

Target の Cookie が設定されない

サイトにサブドメイン(us.domain.com など)がある場合で Target の cookie を(domain.com ではなく)us.domain.com に設定する必要がある場合、cookieDomain 設定を上書きする必要があります。詳しくは、「targetGlobalSettings()」を参照してください。

要素が AEM パーソナライゼーションにも含まれていると、Target のコンテンツがちらつく、または表示されない

DOM 要素が Adobe Experience Manager(AEM)パーソナライゼーションのターゲット設定と Target アクティビティの両方に含まれていると、Target コンテンツがちらついたり表示されなかったりする場合があります。

これを修正するには、Target が実行されているページで AEM パーソナライゼーションを無効にします。

URL が無効なのでリダイレクトおよびリモートオファーを配信できない

リダイレクトまたはリモートオファーで無効な URL が使用されていると、配信できない可能性があります。

リダイレクトオファーの場合、 Target の応答には /* invalid redirect offer URL */ を含めることができます

または

リモートオファーの場合、Target の応答には /* invalid remote offer URL */ を含めることができます

Target 応答をブラウザーまたは mboxTrace で確認できます。有効な URL について詳しくは、https://tools.ietf.org/html/std66 を参照してください。

Target リクエストがサイトで実行されません。

無効な doctype を使用している場合、at.js は Target mbox を実行しません。a.js には HTML5 の doctype が必要です。

トレーニングビデオ

以下のビデオは、この記事で説明する概念についてさらに詳しく説明しています。

拡張機能の追加チュートリアルバッジ

Adobe Target の基本的なデバッグ チュートリアルバッジ

mboxトレースチュートリアルバッジ

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