プライバシー管理
Marketo Engage は、プライバシー規制を遵守するのに役立つ一連のツールを提供しています。
メモ
Marketo Engage 用に Privacy Service UI または API を通じて送信されたプライバシーリクエストは、次に示す場合にのみ適用されます。
- Adobe Identity Management システムにオンボーディングした Marketo Engage ユーザ
- または -
- Adobe Identity Management システムに既に存在する別の Experience Cloud 製品(RT-CDP、B2B および B2P エディション、Audience Manager など)を使用する Marketo Engage ユーザ。
プライバシー管理に関する規制
Marketo Engage の機能は、次の規制の遵守に役立ちます。
- GDPR 一般データ保護規則は、欧州連合(EU)のプライバシー保護法で、EU 諸国のデータ保護要件を現代の状況に合わせて整合化させることを目的としています。
- CCPA カリフォルニア州消費者プライバシー法は、カリフォルニア州の住民に対して個人情報に関する権利を提供し、カリフォルニア州でビジネスをおこなう特定の事業者に対してデータ保護の責任を課します。
- PDPA 個人データ保護法は、タイのデータ保護要件を現代の状況に合わせて整合化させるプライバシー法です。
- LGPD 一般個人データ保護法は、2021 年初め以降、ブラジルで個人データを収集または処理するすべての企業に対して有効となります。
- NZPA 2020 年プライバシー法は、ニュージーランドのデータ保護要件を現代の状況に合わせて整合化させるプライバシー法です。
上記の規則はすべて、上記の各地域または国(EU、カリフォルニア州、タイ、ブラジル、ニュージーランド)に居住するデータ主体のデータを保持する Marketo Engage の顧客に適用されます。
アクセスする権利と忘れられる権利
プライバシーの準備を容易にするために、Marketo Engage ではアクセスおよび削除リクエストを処理できます。
- アクセスする権利は、データ主体がデータ管理者に対し、自分に関する個人データが処理されているかどうか、また処理されている場所と目的について確認する権利です。データ管理者は、個人データのコピーを電子形式で無償提供する必要があります。
- データ消去とも呼ばれる忘れられる権利(DELETE リクエスト)は、データ主体に対し、データ管理者に個人データの消去やデータの拡散の中止を求めたり、サードパーティにデータの処理を停止させたりする権限を与えます。
アクセス/削除のリクエストの作成方法と処理方法については、この記事を参照してください。
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