このドキュメントでは、Adobe Experience Platform でのソースに関するよくある質問に対する回答を示します。すべての Platform API で発生する問題を含め、他の Platform サービスに関する質問とトラブルシューティングについては、Experience Platform トラブルシューティングガイドを参照してください。
ソースに関するよくある質問に対する回答の一覧を以下に示します。
場合によっては、ソースを有効にするために、特定の IP アドレスを許可リストに登録する必要があります。詳しくは、特定のソースコネクタに関するドキュメントを参照してください。
ソースの認証は、接続文字列、ユーザー名とパスワード、アクセストークンとキーのいずれかを使用して行えます。サポートされている認証タイプについて詳しくは、指定されたソースコネクタのドキュメントを参照してください。
最近のフロー実行がすべて失敗している場合は、資格情報が変更されたか、期限切れになった可能性があります。 この問題を解決するには、最新の資格情報を使用して接続を更新してみてください。
現在サポートされているファイルタイプは、区切りファイル、JSON および Parquet です。
ソース内のファイルについて考慮する必要がある制約のリストを以下に示します。
/
)は使用できません。使用した場合、自動的に削除されます。! ' ( ) ; @ & = + $ , % # [ ]
" \ / : | < > * ?
\uE000
のようなコードポイントは、NTFS ファイル名では有効ですが、有効な Unicode 文字ではありません。また、一部の ASCII 文字や Unicode 文字、例えば制御文字(0x00 ~ 0x1F、\u0081 など)も使用できません。HTTP/1.1 で Unicode 文字列を規定するルールについては、RFC 2616、セクション 2.2:基本ルールおよび RFC 3987 を参照してください。サポートされているデータタイプには、整数、文字列、ブール値、日時オブジェクト、配列およびオブジェクトがあります。
ソースでは、データの取り込み時に、様々な日時形式をサポートしています。 サポートされている日時形式について詳しくは、データ準備ドキュメントでデータ形式処理ガイドの日付の節を参照してください。
JSON ファイルと Parquet ファイルでは、配列をネイティブにサポートしています。 CSV などのフラットな構造の場合、配列はサポートされていません。ただし、explode や join などのデータ準備関数を使用して、複数の値を持つ文字列を配列に分割することができます。これらのデータ準備関数について詳しくは、データ準備関数ガイドを参照してください
すべてのバッチ取り込みソースで、部分取り込みをサポートしています。 ただし、ストリーミング取り込みソースでは、部分取り込みをサポートしていません。
部分取り込みを使用するのは、ファイル全体を Platform に取り込むなどの制約がない場合です。または、エラーが含まれている可能性のあるデータを取り込んでも構わない場合は、部分取り込みを使用してください。
部分取り込みの「一般的なエラーしきい値」というものはありません。 むしろ、この値はユースケースによって異なる可能性があります。 デフォルトでは、エラーしきい値は 5%に設定されています。
フロー実行は即座には生成されず、指定された startTime
の後、更新されるまでに約 2~3 分かかる場合があります。新しいデータフローの作成直後にフロー実行のステータスを確認しても、まだ実行されていないので、フロー実行の lastRunDetails
に関する情報は返されません。データフローが生成されるまで数分間待ってからフロー実行のステータスを確認することをお勧めします。