Flow Service API を使用したデータフローの削除

エラーが含まれていたり古くなったりしたバッチやストリーミングのデータフローは、Flow Service API を使用して削除できます。

このチュートリアルでは、バッチソースとストリーミングソースの両方で作成されたデータフローを、Flow Service を使用して削除する手順を説明します。

はじめに

このチュートリアルは、有効なフロー ID を保有しているユーザーを対象としています。有効なフロー ID がない場合は、このチュートリアルを試す前に、ソースの概要からコネクタを選択して、説明した手順に従ってください。

このチュートリアルでは、Adobe Experience Platform の次のコンポーネントについて十分に理解していることを前提にしています。

  • ソース:Experience Platform を使用すると、データを様々なソースから取得しながら、Platform サービスを使用して受信データの構造化、ラベル付け、拡張を行うことができます。
  • サンドボックス:Experience Platform には、単一の Platform インスタンスを別々の仮想環境に分割し、デジタルエクスペリエンスアプリケーションの開発と発展に役立つ仮想サンドボックスが用意されています。

Platform API の使用

Platform API を正常に呼び出す方法については詳しくは、Platform API の概要のガイドを参照してください。

データフローの削除

既存のフロー ID を使用して、Flow Service API に DELETE リクエストを実行することでデータフローを削除できます。

API 形式

DELETE /flows/{FLOW_ID}
パラメーター
説明
{FLOW_ID}
削除するデータフローの一意の id の値。

リクエスト

curl -X DELETE \
    'https://platform.adobe.io/data/foundation/flowservice/flows/20c115bc-46e3-40f3-bfe9-fb25abe4ba76' \
    -H 'Authorization: Bearer {ACCESS_TOKEN}' \
    -H 'x-api-key: {API_KEY}' \
    -H 'x-gw-ims-org-id: {ORG_ID}' \
    -H 'x-sandbox-name: {SANDBOX_NAME}'

応答

リクエストが成功した場合は、HTTP ステータス 204(コンテンツなし)が空白の本文とともに返されます。データフローに対してルックアップ(GET)リクエストを試みることで、削除を確認することができます。API はデータフローが削除されたことを示す HTTP 404(見つかりません)エラーを返します。

次の手順

このチュートリアルでは、Flow Service API を使用して既存のデータフローを正常に削除しました。

これらの操作をユーザーインターフェイスを使用して実行する手順については、UI でのデータフローの削除に関するチュートリアルを参照してください。

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