Adobe Experience Platform Web SDK を使用するための前提条件

Adobe Experience Platform Web SDK を使用するには、まず以下をおこなう必要があります。

  • 組織内のユーザーに対して適切な権限を設定します。 すべてのExperience Cloudのお客様がデータ収集ツールにアクセスできるので、組織の各ユーザーに必要なのは、スキーマ、ID、データストリームに対する権限だけです。 これらの権限の設定方法の詳細については、 データ収集権限の管理.
  • ファーストパーティドメイン (CNAME) を有効にすることをお勧めします。 既にAdobe Analyticsの CNAME がある場合は、その CNAME を使用する必要があります。 開発でのテストは CNAME なしで動作しますが、実稼動環境に移行する前にAdobeにテストを用意することをお勧めします。 CNAME 実装は cookie の有効期間に関してメリットを提供しませんが、特定の広告ブロッカーや一般的でないブラウザーが SDK リクエストをブロックするのを防ぐ可能性があります。 このような場合、CNAME を使用すると、これらのツールを使用するユーザーのデータ収集が中断されるのを防ぐことができます。
重要

11/10/20以降、ファーストパーティ CNAME 実装では、すべての Safari ブラウザーとモバイルiOSデバイスで 7 日間の有効期限が設定されます。

  • Web サイトが既に Experience CloudID サービス ( 訪問者 API またはAdobe Experience Platform LaunchのExperience CloudID サービス拡張機能を通じて )Web サイトで、Adobe Experience Platform Web SDK への移行中に引き続き使用する場合は、訪問者 API の最新バージョンまたはExperience CloudID サービス拡張機能を使用する必要があります。 詳しくは、 ID の移行 を参照してください。

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