クラウドストレージの宛先の概要

概要

Adobe Experience Platform は、セグメントをデータファイルとしてクラウドストレージの場所に配信できます。 これにより、CSV ファイル(Amazon S3、Azure Blob、Azure Data Lake Storage Gen2、Data Landing Zone、Google Cloud Storage および SFTP 用)経由で、オーディエンスとそのプロファイル属性を内部システムに送信できます。Amazon Kinesis と Azure Event Hubs の宛先の場合、データは JSON 形式で Experience Platform からストリーミングされます。

アドビのクラウドストレージの宛先

サポートされているクラウドストレージの宛先

Adobe Experience Platform は、次のクラウドストレージの宛先をサポートしています。

新しいクラウドストレージの宛先への接続

キャンペーン用に、セグメントをクラウドストレージの宛先に送信するには、まずは Platform が宛先に接続する必要があります。新しい宛先の設定について詳しくは、宛先の作成に関するチュートリアルを参照してください。

マクロを使用して、ストレージの場所にフォルダーを作成する

メモ

この節で説明する機能は、現在、Amazon S3 の宛先でのみ使用できます。

ストレージの場所にあるセグメントファイルごとにカスタムフォルダーを作成するには、フォルダーパスの入力フィールドでマクロを使用します。 次に示すように、入力フィールドの末尾にマクロを挿入します。

マクロを使用してストレージにフォルダーを作成する方法

以下の例では、ID 25768be6-ebd5-45cc-8913-12fb3f348615 を持つサンプルセグメント Luxury Audience を参照しています。

マクロ 1:%SEGMENT_NAME%

入力: acme/campaigns/2021/%SEGMENT_NAME%
ストレージの場所のフォルダーパス: acme/campaigns/2021/Luxury Audience

マクロ 2:%SEGMENT_ID%

入力: acme/campaigns/2021/%SEGMENT_ID%
ストレージの場所のフォルダーパス: acme/campaigns/2021/25768be6-ebd5-45cc-8913-12fb3f348615

マクロ 3:%SEGMENT_NAME%/%SEGMENT_ID%

入力: acme/campaigns/2021/%SEGMENT_NAME%/%SEGMENT_ID%
ストレージの場所のフォルダーパス: acme/campaigns/2021/Luxury Audience/25768be6-ebd5-45cc-8913-12fb3f348615

データの書き出しのタイプ

クラウドストレージの宛先は、プロファイルベースの書き出し​をサポートします。これはオーディエンスの個人に関する情報を書き出します。これらの詳細はパーソナライゼーションに必要で、属性、イベント、セグメントのメンバーシップなどを含めることができます。

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