チャネル割り当て channel-assignment

IMPORTANT
この節では、AEM 6.5.5 Screens 機能パック以降用のチャネルのチャネル割り当てとスケジュールについて説明します。

ディスプレイの設定が完了したら、チャネルをディスプレイに割り当てて、コンテンツを表示する必要があります。

このページでは、ディスプレイにチャネルを割り当てる方法、チャネルのプロパティの理解、および日分割について説明します。

NOTE
1 つのディスプレイに複数のチャネルを割り当てることができます。

チャネルの割り当て assign-a-channel-new-release

以下のセクションに従って、AEM Screens プロジェクトを作成し、チャネルをディスプレイに割り当てます。

AEM Screens プロジェクトとチャネルの作成 creating-project

次の手順に従って、プロジェクトとチャネルを設定します。

  1. DemoScreens」というタイトルの AEM Screens プロジェクトを作成します。

    画像

    note note
    NOTE
    AEM Screens プロジェクトの作成方法については、「プロジェクトの作成と管理」を参照してください。
  2. Cafeteria」という名前のシーケンスチャネルを​ チャネル ​フォルダーに作成します。

  3. チャネルを選択し、アクションバーの「編集」をクリックして、チャネル内のコンテンツを追加します。

    画像

    例えば、Cafeteria チャネルには次の画像が表示されるようになりました。

    画像

  4. SanJose」という名前の場所と「Lobby」というディスプレイを作成します。

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ディスプレイへのチャネルの割り当て assigning-channel-to-display

プロジェクトの設定が完了したら、チャネルをディスプレイに割り当てて、コンテンツを表示する必要があります。

  1. 必要なディスプレイに移動します(例:DemoScreensLocationsSanJoseStoreDisplay)。

  2. アクションバーで「チャネルの割り当て」をタップまたはクリックします。

    画像

    または、

    アクションバーの「ダッシュボード」をタップまたはクリックし、「割り当てられたチャネルとスケジュール」パネルで「チャネルの割り当て」をクリックします。

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  3. チャネル割り当て」ダイアログボックスが開きます。

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  4. 設定」オプションから、パス ​または​ 名前 ​でチャネルを選択し、チャネルロール優先度サポートされているイベント中断方法 ​を入力できます。また、このダイアログボックスでアトラクションツールチップを有効にすることもできます。

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    NOTE
    チャネルの割り当てプロパティの詳細については、チャネルプロパティの節を参照してください。
  5. スケジュール」オプションから、「アクティベーションウィンドウ」、「繰り返しスケジュール」の順に選択します。
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    note note
    NOTE
    チャネルの割り当てプロパティの詳細については、チャネルプロパティの節を参照してください。
  6. 環境を設定したら、「保存」をクリックします。

Chrome Player でのコンテンツの表示 viewing-content-output

この例は、Chrome Player の出力を示します。ディスプレイにチャネルを割り当てたら、そのデバイスをプレーヤーに登録する必要があります。

デバイスを AEM Screens プレーヤーに登録する方法については、デバイス登録を参照してください。

選択したプレーヤーで次の出力を表示します。

new1

タイムライン表示 timeline-view

ディスプレイにチャネルを割り当て、繰り返しスケジュールを設定したら、「割り当てられたチャネルとスケジュール」パネルからタイムラインを表示できます。

タイムライン表示に移動するには、次の手順を実行します。

  1. 必要なディスプレイに移動します(例:DemoScreensLocationsSanJoseStoreDisplay)。

  2. アクションバーで「チャネルの割り当て」をタップまたはクリックします。

    または、

    ダッシュボード」をタップまたはクリックし、「割り当てられたチャネルとスケジュール」パネルで「タイムライン」をクリックします。

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チャネル割り当てのチャネルプロパティからのチャネルプロパティダイアログボックス channel-properties

次のプロパティは、「チャネルの割り当て」ダイアログボックスの「設定」オプションで設定します。

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チャネルを選択 select-channel

「チャネルを選択」では、目的のチャネルへの参照をチャネル名かチャネルパスのどちらかで指定できます。

  • パス別:チャネルの絶対パスを使用して明示的な参照を提供します。

  • 名前別:コンテキストにより実際のチャネルを解決するチャネルの名前を入力します。この機能により、場所固有のコンテンツを動的に解決するために、チャネルのローカルバージョンを作成できます。例えば、「本日のお買い得商品」という名前のチャネルで、実際のコンテンツは 2 つの都市で異なるものの、すべてのディスプレイでチャネルロールを同じにするといったことができます。

チャネルロール role-channel

チャネルロールはディスプレイのコンテキストを定義します。ロールは多様なアクションによってターゲットになり、ロールを担う実際のチャネルから独立しています。

優先度 priority-channel

優先度は、複数の割り当てが再生条件に一致する場合に、割り当ての順序付けをおこなうために使用します。最高値のものが低い値よりも常に優先されます。例えば、2 つのチャネル A と B がある場合、A の優先度が 1 で B の優先度が 2 であるなら、A より優先度が高いために、チャネル B が表示されます。

NOTE
チャネルの優先度は、前述のように、チャネル割り当て ​ダイアログボックスで、数字で設定できます(1 が最小)。また、割り当てられたチャネルは、降順の優先度に基づいて並べ替えられます。

サポートされているイベント supported-events-channel

  • 初期ロード:プレーヤーが開始するときにチャネルに読み込みます。スケジュールと組み合わせて複数のチャネルに割り当てることができます。
  • 待機中画面:スクリーンがアイドルのときに読み込みます。スケジュールと組み合わせて複数のチャネルに割り当てることができます。
  • タイマー:スケジュールを指定するときに設定する必要があります。
  • ユーザーインタラクション:アイドルチャネルのスクリーンのユーザーインタラクション(タッチ)がある場合に、プレーヤーが指定されたチャネルに切り替えて、スクリーンがタッチされたときに読み込みます。

中断方法 interruption-method-channel

IMPORTANT
このオプションは、AEM 6.4 機能パック 8 または AEM 6.5 機能パック 4 でのみ使用できます。

コンテンツ作成者は、重要でないコンテンツを切り取るために、チャネルを中断するタイミングを指定できますが、スケジュールによって再生を中断する前に、重要なコンテンツを完全に再生するオプションを選択することもできます。

チャネル割り当て ​ダイアログボックスで、次の中断方法を設定できるオプションを選択します。

  • 今すぐ:スケジュールがアクティブになった場合や、アップデートを受け取ったりした場合は、再生を停止し、すぐに新しいコンテンツを再生更新またはできます

  • 現在のアイテムの最後:新しいスケジュールがアクティブになった場合や、アップデートを受け取った場合は、シーケンス内の現在のアイテムの再生が終了するのを待ち、その後新しいコンテンツを更新または再生するオプションがあります

    note note
    NOTE
    このオプションはデフォルトで選択されています。
  • シーケンスの最後:新しいスケジュールがアクティブになった場合や、アップデートを受け取った場合は、シーケンス全体が終了するのを待ち、目的のシーケンスの直前に、最初の要素に戻り、新しいコンテンツを更新または再生するオプションがあります

    note note
    NOTE
    2 番目または 3 番目のオプションを使用すると、割り当てで定義されたスケジュール時間が少し遅れる場合があります。これは、プレーヤーが更新する前に、アイテムまたはシーケンスの終了を(指定された時間後に)待機するためです。遅延は、アイテムの再生時間に依存します。

次のプロパティは、「チャネルの割り当て」ダイアログボックスの「スケジュール」オプションで設定します。

画像

アクティベーションウィンドウ activation-window

アクティベーションウィンドウでは、開始日 ​と​ 終了日 ​を選択して、コンテンツを表示できます。

繰り返しスケジュール recurrence-schedule

繰り返しスケジュールを使用すると、コンテンツの定期的なスケジュールを設定できます。「スケジュールを追加」をクリックして、チャネルに繰り返しスケジュールを追加します。

NOTE
チャネルには、複数の繰り返しスケジュールを追加できます。
繰り返しスケジュールでは、ある日の特定の時間に実行される複数のチャネルでグローバルスケジュールを設定でき、また一度にすべてのディスプレイでその設定を再使用できる​ 日分割 ​を導入します。

以下のオプションを設定できます。

  • 名前:繰り返しスケジュールのタイトル。

  • 繰り返し:スケジュールを​ 日別週別月別年別 ​のどれで実行するかを選択します。

  • 開始:スケジュールの開始時間。

  • 終了:スケジュールの終了時間。時間または期間別に設定できます。

    • 時間:スケジュールは指定した時刻に終了します。
    • 期間:スケジュールは、特定の期間(時間または分単位)に実行されます。

日分割 dayparting

日分割は、1 日を複数の時間帯に分けて、必要な時間にどのコンテツを再生するかを指定することを意味します。AEM Screens では、必要に応じて日、週、月内の日分割でチャネルのスケジュールを設定できます。

次の例は、3 つのシナリオにおけるチャネルの日分割に関する説明です。

1 日のコンテンツ再生を複数の時間帯に分割 playing-content-on-a-single-day-divided-into-multiple-time-slots

この例では、レストランが日分割を使用して、モーニング、ランチ、ディナーのメニューを表示しています。

ここでは、1 日を複数の時間帯に分け、チャネルコンテンツが 1 日の指定された時間ごとに再生されるようにします。次の繰り返しスケジュールのプロパティを設定して、この使用例に従ってコンテンツを再生します。

名前
繰り返し
開始
終了
朝食
毎日
午前 6:00
午前 11:00
ランチ
毎日
午前 11:00
午後 3:00
ディナー
毎日
午後 3:00
午後 8:00

コンテンツを特定の曜日に再生 playing-content-on-a-particular-day-of-the-week

この例では、カジノで日分割を実装し、毎週末の午後 8:00 から午後 10:00 にライブイベントを開催し、午後 10:00 から午前 1:00 までディナーメニューでスペシャルを利用できます。

名前
繰り返し
開始
終了
週末
週別:土曜日、日曜日
午後 8:00
午後 10:00
スペシャル
日別:月~金
午後 10:00
午前 1:00
NOTE
さらに、チャネルごとに​ 優先度 ​を定義できます。例えば、2 つのチャネルを同じ日時または同じ月に設定する場合は、優先度の高いチャネルが最初に再生されます。優先度の最小値は 0 として設定できます。
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