迅速な開発環境の設定方法
AEM as a Cloud Service で迅速な開発環境(RDE)を 設定する方法 を説明します。
このビデオでは、次の内容を紹介します。
- Cloud Manager を使用した、プログラムへの RDE の追加
- Adobe IMS を使用した RDE ログインフロー(他の AEM as a Cloud Service 環境との類似)
- Adobe I/O Runtime 拡張可能 CLI(別名
aio CLI
)の設定 - AEM RDE および Cloud Manager
aio CLI
プラグインのセットアップと設定
前提条件
以下をローカルにインストールしておく必要があります。
ローカル設定
WKND Sites プロジェクトのコードとコンテンツをローカルマシンから RDE 上にデプロイするには、次の手順を実行します。
Adobe I/O Runtime 拡張可能 CLI
コマンドラインから次のコマンドを実行して、Adobe I/O Runtime 拡張可能 CLI(別名 aio CLI
)をインストールします。
$ npm install -g @adobe/aio-cli
AEM プラグイン
aio cli
の plugins:install
コマンドを使用して、Cloud Manager と AEM RDE のプラグインをインストールします。
$ aio plugins:install @adobe/aio-cli-plugin-cloudmanager
$ aio plugins:install @adobe/aio-cli-plugin-aem-rde
Cloud Manager プラグインは、開発者がコマンドラインから Cloud Manager を操作できるようにします。
AEM RDE プラグインは、開発者がローカルマシンからコードとコンテンツをデプロイできるようにします。
また、プラグインを更新するには、aio plugins:update
コマンドを使用します。
AEM プラグインの設定
AEM プラグインは、RDE とやり取りできるように設定する必要があります。まず、Cloud Manager UI を使用して、組織、プログラム、環境の ID の値をコピーします。
-
組織 ID:プロファイル画像/アカウント情報(内部)/モーダルウィンドウ/現在の組織 ID から値をコピーします
-
プログラム ID:プログラム概要/環境/{ProgramName}-rde/ブラウザー URI/
program/
と/environment
の間の数値から値をコピーします -
環境 ID:プログラム概要/環境/{ProgramName}-rde/ブラウザー URI/
environment/
の後の数値から値をコピーします -
次に、
aio cli
のconfig:set
コマンドを実行して、これらの値を設定します。code language-shell $ aio config:set cloudmanager_orgid <org-id> $ aio config:set cloudmanager_programid <program-id> $ aio config:set cloudmanager_environmentid <env-id>
次のコマンドを実行すると、現在の設定値を確認できます。
$ aio config:list
また、現在ログインしている組織を切り替えたり、把握したりするには、次のコマンドを使用します。
$ aio where
RDE アクセスの検証
次のコマンドを実行して、AEM RDE プラグインのインストールと設定を確認します。
$ aio aem:rde:status
RDE ステータス情報として、環境ステータス、AEM プロジェクト バンドルのリスト、オーサー サービスとパブリッシュサービスの設定が表示されます。
次の手順
お気に入りの統合開発環境(IDE)からコードとコンテンツをデプロイして、開発サイクルを高速化する RDE の使用方法を説明します。
その他のリソース
Adobe I/O Runtime 拡張可能 CLI(別名 aio CLI
)の設定
AEM の迅速な開発環境とやり取りするための Adobe I/O Runtime CLI プラグイン