Adobe Experience Manager デスクトップアプリケーションの使用

Adobe Experience Manager デスクトップアプリケーションを使用すると、ローカルデスクトップ上で Adobe Experience Manager DAM レポジトリーに保存されたデジタルアセットに簡単にアクセスして、これらのアセットを任意のデスクトップアプリケーションで使用することができます。デスクトップアプリケーションでアセットを開き、アセットをローカルで編集できます。その後、バージョン管理を使用して変更を元の Experience Manager にアップロードし、更新内容を他のユーザーと共有できます。また、新しいファイルおよびフォルダー階層を Experience Manager にアップロードしたり、フォルダーを作成したり、Experience Manager DAM からアセットやフォルダーを削除したりすることもできます。

この統合により、組織内の様々な役割のユーザーがアセットを Experience Manager Assets で一元管理し、Windows または Mac OS のローカルデスクトップでネイティブアプリケーションからアセットにアクセスできます。

ログアウト後または初めてアプリケーションを開くときに、Experience Manager サーバーの URL を https://[aem-server-url]:[port]/ の形式で指定します。次に、「Connect」オプションを選択します。アプリケーションをサーバーに接続するための認証情報を入力します。

Experience Manager デスクトップアプリケーションを使用しておこなう主なタスクは次のとおりです。

Experience Manager デスクトップアプリケーションを使用して実行できるワークフローとタスク
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デスクトップアプリケーションの動作の仕組み

アプリケーションの使用を開始する前に、デスクトップアプリケーションの動作の仕組みを理解しておきましょう。また、次の用語についても把握しておいてください。

  • Desktop Actions:ブラウザーで Assets Web インターフェイスから、アセットの場所を参照したり、アセットをチェックアウトしてネイティブデスクトップアプリケーションで編集用に開いたりできます。これらのアクションは Web インターフェイスから実行でき、デスクトップアプリケーションの機能を使用します。詳しくは、デスクトップアクションを有効にする方法を参照してください。

  • ファイルのステータスが「Cloud Only」:アセットはローカルマシンにはダウンロードされず、Experience Manager サーバー上でのみ使用可能です。

  • ファイルのステータスが「Available locally」:アセットはローカルマシンにダウンロードされ、そのまま使用できます。ただし、アセットは変更されません。

  • ファイルのステータスが「Edited locally」:アセットはローカルに編集され、変更内容は Experience Manager サーバーにアップロードされた後も保持されます。アップロード後、ステータスは「Available locally」に変わります。詳しくは、アセットの編集を参照してください。

  • ファイルのステータスが「Editing conflict」:複数のユーザーがアセットを同時に編集した場合は、編集上の競合が発生したことをデスクトップアプリケーションが知らせます。また、変更内容を保持するか破棄するかの選択肢も提示されます。詳しくは、編集上の競合の回避方法を参照してください。

  • ファイルのステータスが「Modified remotely」:ダウンロードしたアセットが Experience Manager サーバー上で変更されたことをデスクトップアプリケーションが知らせます。また、最新バージョンをダウンロードするか、ローカルコピーを更新するかの選択肢も提示されます。詳しくは、編集上の競合の回避方法を参照してください。

  • Check-out:ファイルを編集しようとしている場合やファイルを編集する予定である場合は、ステータスをチェックアウトに切り替えます。デスクトップアプリケーションと Experience Manager Web インターフェイスで、アセットにロックアイコンが表示されます。ロックアイコンは、編集上の競合が発生するため、同じアセットを同時に編集しないように他のユーザーに指示する働きをします。

  • Check-in:編集上の競合が発生することなく他のユーザーが安全にアセットを編集できることを知らせます。変更内容をアップロードすると、ロックアイコンは自動的に削除されます。チェックインステータスに切り替えた場合も、ロックアイコンが削除されますが、変更内容をアップロードせずに手動でチェックインすることは避けた方がよいでしょう。変更内容を破棄した場合は、手動でチェックインに切り替えます。

  • Open」アクション:アセットを開いて、ネイティブアプリケーションでプレビューするだけです。このアクションではアセットはチェックアウトされず、他のユーザーが編集をおこなえるので、編集上の競合が発生する可能性があります。そのため、このアクションを使用してアセットを編集することはお勧めしません。

  • Edit」アクション:アセットを編集できます。「Edit」アクションをクリックすると、アセットが自動的にチェックアウトされ、アセットにロックアイコンが表示されます。このアクションをクリックした後、アセットを編集しない場合は、「Toggle check-in」をクリックします。Experience Manager DAM フォルダー階層内のアセットを削除、名前変更または移動するには、編集アクションではなく、Experience Manager Web インターフェイスのアクションを使用します。

  • Download」アクション:アセットをローカルマシンにダウンロードします。アセットをすぐにダウンロードし、後で編集できます。オフラインで作業し、後で変更内容をアップロードすることができます。アセットは、ファイルシステム上のキャッシュフォルダーにダウンロードされます。

  • Reveal File」または「Reveal Folder」アクション:アセットがローカルキャッシュフォルダーにダウンロードされると、デスクトップアプリケーションはローカルネットワークドライブを模倣し、各アセットのローカルパスを提供します。このパスを確認するには、デスクトップアプリケーションで適切な表示オプションを使用します。Creative Cloud アプリケーションにアセットを配置するには、このアクションが必要です。詳しくは、アセットの配置を参照してください。

  • Open In Web アクション:Experience Manager Web インターフェイスでアセットを確認するには、アセットを Web で開きます。Experience Manager インターフェイスからは、メタデータの更新やアセットの検出など、さらに多くのワークフローを開始できます。

  • Delete アクション:Experience Manager DAM リポジトリーからアセットを削除します。このアクションで、Adobe Experience Manager サーバーにあるアセットの元のコピーが削除されます。ローカルアセットに対する変更だけを破棄する場合は、変更の破棄を参照してください。

  • Upload Changes アクション:Experience Manager サーバーに明示的にアップロードする場合にのみ、デスクトップアプリケーションは更新されたアセットをアップロードします。編集内容を保存しても、変更内容はローカルマシンにのみ保存されます。アップロードすると、アセットは自動的にチェックインされ、ロックアイコンが削除されます。詳しくは、アセットの編集を参照してください。

Experience Manager Web インターフェイスでのデスクトップアクションの有効化

ブラウザーの Assets ユーザーインターフェイスから、アセットの場所を参照したり、アセットをチェックアウトしてデスクトップアプリケーションで編集用に開いたりできます。これらのオプションは「Desktop Actions」と呼ばれ、デフォルトでは有効になっていません。有効にするには、次の手順に従います。

  1. Assets コンソールで、ツールバーの「User」アイコンをクリックします。

  2. My Preferences」をクリックして、Preferences ダイアログを表示します。

  3. ユーザーの環境設定ダイアログで、「Show Desktop Actions For Assets」を選択します。「Accept」をクリックします。

    「アセットのデスクトップアクションを表示」をオンにしてデスクトップアクションを有効化

    図:「Show Desktop Actions For Assets」をオンにしてデスクトップアクションを有効化

アセットの参照、検索、プレビュー

Experience Manager リポジトリーで使用可能なアセットをデスクトップアプリケーション内から参照、検索およびプレビューできます。それには、デスクトップアプリケーションで以下をおこないます。

  1. フォルダーを参照し、そのフォルダー内で使用可能なアセットの基本情報と、すべてのアセットの小さなサムネールを確認します。

    DAM ファイルおよびフォルダーの参照

  2. 個々のアセットの詳細情報と大きいサムネールを表示するには、ファイル名をクリックします。

    アセットとアクションの大きいプレビューの表示

  3. Open」または「Edit」をクリックすると、ファイルがローカルにダウンロードされ、それぞれネイティブアプリケーションでファイルを表示または編集することができます。

  4. キーワードを使用して検索すると、Experience Manager リポジトリー内の関連アセットを見つけることができます。?* をワイルドカードとして使用します。これらのワイルドカードは、それぞれ 1 文字または複数文字に置き換えられます。必要に応じて、検索結果をフィルタリングしたり並べ替えたりします。

    アスタリスクワイルドカードを使用した検索例

    アスタリスクワイルドカードを使用した別の検索例

メモ

デスクトップアプリケーションは、アセットのタイトルやファイル名だけでなく、複数のメタデータフィールドを検索条件と照合してアセットを表示します。

アセットのダウンロード

アセットはローカルファイルシステムにダウンロードできます。デスクトップアプリケーションは Experience Manager サーバーからアセットを取得し、それと同じコピーをローカルファイルシステムに保存します。

その他のオプション アイコンをクリックし、ダウンロード アイコンをクリックしてダウンロードします。

アセットのダウンロードオプション

メモ

大きなファイルまたは多数のファイルをダウンロードまたはアップロードするときは、アセットやフォルダーに対するアクションが無効になります。これらのアクションは、ダウンロードまたはアップロードが完了すると使用可能になります。

キューのサイズが大きい場合や、ネットワークに問題が発生した場合は、複数のアセットをダウンロードするとパフォーマンスが低下する可能性があります。また、フォルダーのダウンロード時には、知らないうちに、ダウンロードするアセットを多数キューに入れてしまう場合もあります。待ち時間が長くならないようにするために、1 回の操作でダウンロードされるアセットの数が制限されています。その設定方法については、環境設定の指定を参照してください。この制限を下回っていても、明らかに大きなフォルダーをダウンロードする場合は、その前に確認が求められることがあります。

比較的多くのアセットをダウンロードする場合の確認

フォルダーを選択してダウンロードした場合は、Experience Manager のフォルダーに直接保存されているアセットのみダウンロードされます。サブフォルダー内のアセットが自動的にダウンロードされることはありません。

デスクトップでアセットを開く

リモートアセットを開いて、ネイティブアプリケーションで表示することができます。アセットがローカルフォルダーにダウンロードされ、アセットのファイル形式に関連付けられているネイティブアプリケーションで起動されます。ネイティブアプリケーションを変更して、Mac または Windows で特定のファイルタイプ(拡張子)のアセットを開くことができます。

アセットメニューから「Open」を選択します。アセットがローカルにダウンロードされ、ネイティブアプリケーションで開かれます。大きなアセットの場合は、ステータスバーでダウンロードの進行状況と転送速度を確認します。

メモ

期待した変更がデスクトップアプリケーションに反映されない場合は、更新アイコン 更新アイコン をクリックするか、デスクトップアプリケーションインターフェイスで右クリックし、「Refresh」を選択します。大量のダウンロードまたはアップロードが進行中の間、これらのアクションは使用できません。

アセットのローカルダウンロードフォルダーを開くには、その他のアクションアイコン表示アイコンReveal File」アクションの順にクリックします。

ネイティブドキュメントへのアセットの配置

ネイティブドキュメントにアセットを配置する場合は、Windows エクスプローラーまたは Mac Finder でファイルにアクセスします。ローカルにダウンロードしたファイルのファイルシステム上の場所に移動するには、表示アイコンReveal File」オプションを使用します。

アセットの「ファイルを表示」アクション

事前にローカルマシン上でファイルまたはフォルダーを選択して、「Reveal File」または「Reveal Folder」(フォルダーの場合)をクリックすると、Windows エクスプローラーまたは Mac Finder が開き、選択したファイルまたはフォルダーが表示されます。このオプションは、ローカルファイルの配置やリンクをサポートしているネイティブアプリケーションに Experience Manager ファイルを配置する場合などに役に立ちます。Adobe InDesign にファイルを配置する方法については、グラフィックの配置を参照してください。

Reveal File」アクションを実行すると、ローカルネットワーク共有が開き、ローカルで使用可能なアセットのみ表示されます。つまり、デスクトップアプリケーションを使用して表示、ダウンロードまたは開いて編集したアセットが表示されます。ローカルネットワーク共有からは、変更内容が Experience Manager にアップロードされません。変更内容をアップロードするには、デスクトップアプリケーションで明示的に「Upload Changes」または「Upload」アクションを使用します。

メモ

Experience Manager デスクトップアプリケーション v1.x との下位互換性を保つため、表示されるファイルはローカルネットワーク共有から提供され、ローカルで使用可能なファイルのみ公開されます。表示されるファイルのデスクトップパスは、デスクトップアプリケーション v1.x で作成されたパスと同じです。

注意

Reveal File」オプションを使用してネイティブアプリケーションでアセットを編集しないでください。代わりに、「Edit」アクションを使用します。詳しくは、高度なワークフロー:同じファイルに対する共同作業と編集上の競合の回避を参照してください。

アセットの編集と Experience Manager への更新済みアセットのアップロード

アセットに変更を加え、更新したアセットを Adobe Experience Manager サーバーにアップロードする場合は、アセットを編集用に開きます。他のユーザーの編集内容と競合しないように、デスクトップアプリケーションを使用して編集セッションを開始します。編集を開始する前に、アセットにロックアイコンが付いていないこと、つまり別のユーザーがアセットを編集していないことを確認します。

アセットを編集するには、該当するアセットを検索するか、アセットの場所を参照します。その他 アイコンをクリックし、「Edit」をクリックします。

次のどちらの状況でも、他のユーザーの編集と競合しないように、「Toggle Check-out」を使用してアセットをロックします。

  • 先にアセットをチェックアウトせずに(例えば単に開いて)アセットの編集を開始した。
  • アセットの編集をすぐに開始するつもりであり、他のユーザーには編集されないようにしたい。

編集が完了すると、変更したアセットのステータスが「Edited Locally」としてデスクトップアプリケーションに表示されます。アセットに保存した変更は、Experience Manager にアップロードするまでは、すべてローカルのみの変更になります。個々のアセットまたは複数のアセットを 1 つずつアップロードするには、アセットのオプションから「Upload Changes」をクリックします。そのアセットの 1 つのバージョンが Experience Manager に作成されます。Assets の Web インターフェイスを使用して、タイムラインビューでアセット履歴を参照できます。

デスクトップアプリケーションの「Upload Changes」オプション

アセットの大きなプレビューを表示した場合の「Upload Changes」オプション

共同編集に関するベストプラクティスについては、高度なワークフロー:同じファイルに対する共同作業と編集上の競合の回避を参照してください。

次の場合は、ローカルアセットに対する変更や編集を破棄することができます。「Discard Changes」をクリックします。

  • ローカルの変更内容を Experience Manager に保存しない場合。
  • 変更内容を保存した後、元のアセットに対する変更を開始した場合。
  • 必要なくなったのでアセットの編集を停止した場合。

必要に応じて、チェックアウトを切り替えます。更新されたアセットがローカルキャッシュフォルダーから削除され、編集時または開く際に再度ダウンロードされます。

Experience Manager への新しいアセットのアップロードと追加

ユーザーは、DAM リポジトリーに新しいアセットを追加できます。例えば、代理店のフォトグラファーや請負業者は、撮影した大量の写真を Experience Manager リポジトリーに追加したいと考えるかもしれません。新しいコンテンツを Experience Manager に追加するには、アプリの上部バーにある クラウドにアップロードオプション をクリックします。ローカルファイルシステム内のアセットファイルを参照し、「Select」をクリックします。または、アセットをアップロードするには、アプリケーションインターフェイス上でファイルまたはフォルダーをドラッグします。 Windowsでは、デスクトップアプリケーション内のフォルダーにアセットをドラッグすると、そのアセットがフォルダーにアップロードされます。 アップロードに時間がかかる場合、アプリには進行状況バーが表示されます。

ファイルやフォルダーに名前を付ける場合、次の文字(スペース区切りのリスト)は使用しないでください。

  • ファイル名\\で、

    # % { } ? & . / : [ | ] *という文字は、Adobe Experience Managerで作成されたノード名のダッシュに置き換えられます。しかし、ホワイトスペースと大文字と小文字は保持されます。

  • フォルダー名\\ \t &内。

    フォルダー名の空白文字と文字% ; # , + ? ^ { } " . / : [ ] | *は、Adobe Experience Managerで作成されたノード名のフォルダーパスでダッシュに置き換えられます。 また、フォルダーパスでは大文字が小文字に変換されます。

ただし、PreferencesでUse legacy conventions when creating nodes for assets and foldersが有効になっている場合は、フォルダーのアップロード時にv1.10アプリの動作をエミュレートします。 v1.10 では、ユーザーが指定したフォルダー名のスペースと大文字/小文字の区別をそのまま使用した名前のノードがリポジトリー内に作成されます。詳しくは、アプリの環境設定を参照してください。

ローカルファイルシステムからフォルダーや個々のファイルをアップロードできます。フォルダーの階層はアップロード時に保持されます。アセットを一括でアップロードする場合は、まずバルクアップロードを参照してください。

特定のセッションで転送されたアセットのリストを表示するには、ViewAssets transfers を選択します。このリストを見れば、現在のセッションのファイル転送をざっと確認できます。

特定のセッションで転送されたアセットのリスト

PreferencesUpload acceleration の設定で、アップロードの同時実行性(高速化)を制御できます。通常は、同時実行性が高いほど、アップロードが高速になりますが、その反面、リソースの消費が大きくなり、ローカルマシンで消費される処理能力が増える可能性があります。システムの処理速度が低下した場合は、同時実行性の設定値を低くして、アップロードを再度試みます。

メモ

転送リストは永続的なものではなく、デスクトップアプリケーションを終了して再度開いた場合は使用できません。

メモ

ファイルのアップロードに失敗した場合や、Experience Manager 6.5.1 以降のデプロイメントに接続する場合は、このトラブルシューティング情報を参照してください。

複数アセットの操作

ユーザーは、1 回の操作ですべての編集内容をアップロード、またはネストしたフォルダーを数回のクリックでアップロードするといったアクションを使用して、複数のアセットを容易に操作および管理することができます。

大きいフォルダーの参照

多数のアセットを含んだフォルダーを操作する場合は、スクロールしてさらにアセットを表示します。キーボードを使用してスクロールするには、Tab キーを数回押して、上部のアセットを選択します。選択されたアセットが強調表示されます。次に、下向き矢印キーを使用して、アセットのリスト内を移動します。

選択したアセットに対するクイックアクション

いくつかのアセットのサムネールをクリックすると、それらのアセットを選択できます。すべてのアセットを選択するには、デスクトップアプリケーションの上部バーにあるチェックボックスをクリックします。選択したすべてのアセットに対して一括で適用できる一連のアクションが、デスクトップアプリケーションの下部にあるツールバーに表示されます。

選択したアセットの関連アクションを表示する下部のツールバー

選択したアセットに一般に適用できるアクションがない場合にアクションが表示されないツールバー

下部のツールバーで使用できるアクションは、選択したファイルのステータスによって異なります。例えば、「Edited Locally」ステータスのファイルだけを選択した場合は、「Upload Changes」アイコンが表示されます。「Edited locally」ステータスと「Cloud only」ステータスのファイルを同時に選択した場合、「Upload Changes」アクションは使用できません。

編集したすべての画像の検索

デスクトップアプリケーションには、「Edited locally」というビューが用意されており、(「Open」または「Edit」アクションを使用して)ローカルにダウンロードしてから変更したすべてのファイルにすばやくアクセスできます。デスクトップアプリケーションでは、ローカルで編集したすべてのアセットを選択し、数回のクリックで変更内容をアップロードできます。このビューには、編集上の競合がある、ローカルで編集したアセットも表示されます。

ローカルで編集したすべてのアセットを表示するフィルター

アセットのバルクアップロード

カメラマンやクリエイティブ制作代理店などのユーザーや組織は、Experience Manager の外部でおこなった撮影、レタッチ、大量の写真からの選択など、多数のローカルアセットを作成することがあります。これらの大きなローカルフォルダーを、デスクトップアプリケーションから直接 Assets にアップロードできます。フォルダー階層が保持され、ネストしたサブフォルダーとその中に含まれているアセットがすべてアップロードされます。アップロードしたアセットは、同じサーバーの他のユーザーからもすぐに利用できます。アセットはバックグラウンドでアップロードされるので、操作が Web ブラウザーセッションに縛られることはありません。

デスクトップから Experience Manager

アップロード後に、期待した変更がデスクトップアプリケーションに反映されない場合は、更新アイコン 更新アイコン をクリックします。

メモ

アップロード機能を使用して 2 つの Experience Manager デプロイメントをまたいでアセットを移行することは避けてください。その代わり、移行ガイドを参照してください。

転送したアセットのリスト

特定のセッションで転送されたアセットのリストを表示するには、 Experience Manager へのアセットのアップロードを参照してください。

高度なワークフロー:Assets Web インターフェイスからの開始

必要に応じて、Assets Web インターフェイスからワークフローを開始します。デスクトップアプリケーションは Experience Manager と統合されており、デスクトップアクションを使用して操作が要求された場合、その処理を引き継ぎます。

Web インターフェイスからワークフローを開始する特殊なケースに、アセット検出があります。Assets ユーザーインターフェイスのオムニサーチバーを利用すると、各種の高度な検索を実行できます。まず Web 上で目的のアセットを探してから、「Desktop Actions」を使用してデスクトップアプリケーションでワークフローを開始することができます。例えば、ファセットを使用した検索結果のフィルタリング、Adobe Stock からライセンスを取得した特定アセットの検索、Web インターフェイスからの検出を強化できるカスタマイズの組織的実装などがあります。

Assets Web インターフェイスで以下のアクションを実行しようとすると、デスクトップアプリケーション機能が使用されます。

  • 「Open」、「Edit」、「Reveal」が実行可能な「Desktop Actions」
  • Upload folder
  • 「Check-out」または「check-in」

例えば、デスクトップアプリケーションでチェックアウトされたアセットに対して Web インターフェイス上で使用できるアクションは、「Open」、「Reveal」、「Check-in」です。

Experience Manager Web インターフェイスのデスクトップアクション

メモ

Adobe Experience Manager デスクトップの起動の許可を求めるメッセージがブラウザーに表示される場合があります。ブラウザーからデスクトップアプリケーションに中断のない転送をおこなうには、該当するチェックボックスをオンにして、常にデスクトップアプリケーションが処理を引き継げるようにします。

Web インターフェイスを使用しても、以下の情報やワークフローは見つかりません。Web インターフェイスではローカルの変更を追跡せず、以下を認識できないので、デスクトップアプリケーションを使用します。

  • ローカルで編集されたファイル
  • 編集上の競合とその解決方法があるファイル
  • ローカルでおこなった変更の Experience Manager へのアップロード。
  • ローカルで使用できるファイルの様々なステータス

むしろ、「Open In Web」アクションを使用して、デスクトップアプリケーションから Web インターフェイスを起動し、そこでアセットを開くことができます。

高度なワークフロー:同じファイルに対する共同作業と編集上の競合の回避

共同作業環境では、複数のユーザーが同じアセットセットを操作して、バージョンの競合を引き起こすおそれがあります。競合を防ぐには、以下のベストプラクティスに従います。

  • 「Open」をクリックしてアセットを編集しない。ローカルにダウンロードしたアセットをファイルシステムフォルダーから開いて編集しないでください。他のユーザーは、そのアセットが編集中であることがわかりません。
  • アセットを編集する場合は、必ず「Edit」をクリックする。これにより、ネイティブアプリケーションでアセットが開かれ、アセットにロックアイコンが表示されます。その結果、アセットが編集中であることが他のユーザーにわかります。
  • 「Toggle Check-in」をクリックせずに誤って編集を開始した場合は、「Edit」をクリックする。これにより、アセットにロックアイコンが表示されます。後でアセットを編集する予定であっても、他のユーザーによる編集を避けたい場合は、「Toggle Check-in」をクリックしてアセットをロックします。
  • アセットを編集する前に、そのアセットを他のユーザーが編集していないことを確認する。アセットにロックアイコンが表示されていないかを確認します。
  • 編集が完了したら、変更内容をすべてアップロードしてから、アセットをチェックインする。

編集上の競合を示すステータス

ローカルにダウンロードしたアセットが Experience Manager サーバー上で更新されると、アプリケーションに「Modified remotely」ステータスが表示されます。「Remove」か「Update」をクリックして、ローカルコピーを削除するか更新することができます。ダイアログ上のリンクを使用すると、アセットのどちらのバージョンも表示できます。

アセットがリモートで変更された場合に競合を解決するオプション

ローカルで編集中のアセットが、知らないうちにサーバー上でも更新されると、デスクトップアプリケーションに「Editing Conflict」ステータスが表示されます。どちらか一方の変更セットを保持できます。つまり、自分の更新内容を保持して他のユーザーの編集内容を削除する(「Keep Mine」をクリック)か、他のユーザーの更新内容を尊重して自分の編集内容を削除します(「Overwrite Mine」をクリック)。

編集上の競合を解決するためのオプション

高度なワークフロー:InDesign ファイルへのアセットの配置とリンク

Experience Manager デスクトップアプリケーションを使用して、リンクされたアセットを含んだファイルを開くと、そのアセットは事前にダウンロードされ、ネイティブアプリケーションに配置されて表示されます。このワークフローが機能するには、ローカルアセットへのリンクの配置がネイティブアプリケーションでサポートされ、Experience Manager ではサーバー側参照へのリンクをバイナリファイル内で解決できる必要があります。

Experience Manager デスクトップアプリケーションでは、Adobe InDesign、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop など、厳選されたいくつかの Adobe Creative Cloud デスクトップアプリケーションおよびファイル形式で、このワークフローをサポートしています。このワークフローを使用すると、サポートされている Creative Cloud ファイルを効率的に操作できます。そのため、ユーザー A が InDesign ファイルにアセットをいくつか配置し、そのファイルを Experience Manager にチェックインすると、そのアセットが InDesign ファイルに含まれていなくても、ユーザー B にはアセットがファイルに表示されます。このアセットは、ユーザー B のマシンにローカルでダウンロードされます。

メモ

デスクトップアプリケーションでは、Windows 上の任意のドライブにマッピングできます。ただし、操作をスムーズにおこなうには、デフォルトのドライブ文字を変更しないでください。同じ組織のユーザーが異なるドライブ文字を使用している場合、他のユーザーが配置したアセットは表示されません。パスが変更されると、配置されたアセットは取得されません。配置されたアセットは、バイナリファイル(INDD など)に配置されたままで、削除されません。

このワークフローの制限事項については、必要システム構成とサポート対象バージョンを参照してください。

画像アセットと InDesign でこのワークフローを試すには、以下の手順に従います。

  1. アセットを配置した INDD ファイルを Experience Manager に用意します。このような INDD ファイルの作成方法については、グラフィックの配置を参照してください。
  2. デスクトップアプリケーションの「Edit」で、(Experience Manager にある)アセットを配置した INDD ファイルを編集します。
  3. デスクトップアプリケーションが、InDesign ファイルおよびリンクされたアセットを両方ともダウンロードします。ドキュメントが InDesign で開かれると、リンクが解決され、アセットがダウンロードされて InDesign ドキュメントに表示されます。
  4. InDesign ファイルに新しいグラフィックを配置するには、アセットに対して「Reveal File」アクションを使用します。このアクションにより、アセットがローカルにダウンロードされ、ローカルネットワーク共有の場所が Windows エクスプローラーまたは Mac Finder で開かれます。
  5. 表示されたアセットを InDesign ドキュメントに配置します。これで、ドキュメントにリンクが作成されます。
  6. InDesign ドキュメントの編集が完了したら、ドキュメントを保存し、デスクトップアプリケーションを使用して Experience Manager にアップロードします。

高度なワークフロー:アセットのローカルダウンロード

デスクトップアプリケーションは、多くの状況で、Experience Manager サーバーからユーザーのファイルシステムにアセットをローカルにダウンロードします。ダウンロードすると、帯域幅とディスク容量を消費します。状況を把握することで、ダウンロードが完了するまでの待ち時間を最適化できます。

デスクトップアプリケーション内からアセットをオンデマンドでダウンロードします。詳しくは、アセットのダウンロードを参照してください。

「Open」アクションを使用してネイティブデスクトップアプリケーションでアセットを開くと、そのアセットがまだローカルで使用できない場合は、ローカルにダウンロードされます。詳しくは、アセットを開くを参照してください。

デスクトップアプリケーション内からアセットまたはフォルダーの場所を表示すると、そのアセットまたはフォルダーはまずローカルにダウンロードされてから、ユーザーのコンピューター上のローカルネットワーク共有内で開かれます。詳しくは、アセットを開くを参照してください。

「Edit」アクションを使用してネイティブデスクトップアプリケーションでアセットを編集すると、そのアセットがまだローカルで使用できない場合は、ローカルにダウンロードされます。詳しくは、「アセットの編集と Experience Manager への更新済みアセットのアップロード」を参照してください。

デスクトップアプリケーションがインストール済みで、アクションの権限がある場合は、Experience Manager Web インターフェイスで「Desktop Actions」を使用すると、該当するアクションが実行されます。デスクトップアプリケーションはまずアセットをダウンロードしてから、アクションを実行します。

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