SLA レポート sla-reporting
契約されたサービスレベル契約(SLA)に対する AEM の実稼動環境のパフォーマンスを確認する方法について説明します。
はじめに introduction
「レポート」タブを使用して、SLA レポートデータを各実稼働プログラムに対して使用できます。 次の手順に従ってにアクセスします。
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my.cloudmanager.adobe.com で Cloud Manager にログインし、適切な組織を選択します。
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マイプログラム コンソールで、プログラムを選択します。
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サイドナビゲーションパネルを使用して、概要 ページから「レポート」タブに移動します。
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目的の年をクリックして、グラフ化された SLA データを表示します。
データポイントにカーソルを合わせると、そのポイントの特定の値が表示されます。
SLA 指標 sla-metrics
選択した年のグラフには、複数のデータセットが含まれます。
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パブリッシュ階層(契約) - これは、アドビとの契約で定義されるパブリッシュ層用の SLA です。
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パブリッシュ階層(実際) - これは、アドビまたはアドビのベンダーが原因となって発生したインシデントを組み込んだ、実稼動パブリッシュ層の測定稼動時間です。
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オーサー階層(契約) - これは、アドビとの契約で定義される作成者層用の SLA です。
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オーサー階層(実際):これは、アドビまたはアドビのベンダーが原因となって発生したインシデントを組み込んだ、実稼動作成者層の測定稼動時間です。
イベント分析 event-analysis
このグラフの「イベント分析」セクションには、選択している年の中でプログラムに発生した一連のインシデントが表示されます。
インシデントごとに、時間範囲、原因および一連のコメントが記載されています。
更新間隔 refresh
SLA レポートには、AEM 実稼動環境のパフォーマンスに関するインサイトが表示されます。これは、最新ですが、即時ではありません。SLA レポートは、前月に実稼動としてマークされた新しいプログラムに対して毎月生成されます。これは、即時ではありません。この遅延により、SLA レポートを確認する際は、次の点に注意してください。
- レポートされる SLA は、その月の間に SLA が変更された場合でも、月の初めに存在した SLA になります。
- 月の初めにプログラムが存在せず、そのために SLA が存在しなかった場合は、プログラムの作成日に存在していた SLA が適用されます。
プレビュー環境 preview
プレビュー環境は、コンテンツ作成者が公開前にコンテンツの最終的なエクスペリエンスを検証するためのツールとして設計されています。これにより、プレビュー環境は高可用性を備えた設計ではなく、SLA が関連付けられていません。