AEM ヘッドレスコンテンツ作成者ジャーニーの冒頭の AEM でのヘッドレスのコンテンツモデリングの基本についてで、ヘッドレス向けのオーサリングに関連する基本概念と用語について説明しました。
この記事では、これらに基づいて、AEM ヘッドレスプロジェクト用に独自のコンテンツフラグメントモデルを作成する方法を説明します。
コンテンツフラグメントモデルを作成し、構造を定義します。これは、ツール/一般/コンテンツフラグメントモデルで実行できます。
これを選択した後、モデルの場所に移動し、「作成」を選択します。ここでは、様々な主要情報を入力できます。
「モデルを有効化」オプションはデフォルトで有効になっています。つまり、モデルは、保存するとすぐに(コンテンツフラグメントの作成で)使用できます。必要に応じて、この機能を無効にすることができます。後で既存のモデルを有効(または無効)にすることができます。
「作成」で確定すると、モデルを開いて構造の定義を開始できます。
初めて新しいモデルを開くと、左側に大きな空白スペースと、右側に長い「データタイプ」リストが表示されます。
では、何をすればよいのでしょうか。
「データタイプ」のインスタンスを左側のスペースにドラッグします。これでもうモデルを定義しているのです。
データタイプを追加したら、そのフィールドの「プロパティ」を定義する必要があります。プロパティは、使用するタイプによって異なります。次に例を示します。
フィールドは必要なだけ追加できます。次に例を示します。
コンテンツ作成者には、モデルの作成に使用された実際のデータタイプとプロパティは表示されません。つまり、場合によっては、特定のフィールドへの入力方法に関するヘルプと情報をコンテンツ作成者に提供する必要があります。基本的な情報については「フィールドラベル」と「デフォルト値」を使用できますが、より複雑なケースでは、プロジェクト固有のドキュメントを準備する必要があるかもしれません。
詳しくは、「その他のリソース」の「コンテンツフラグメントモデル」を参照してください。
コンテンツフラグメントモデルの管理には、以下の操作が必要になります。
コンテンツフラグメントモデルは、そのモデルに依存するコンテンツフラグメントの公開時または公開前に公開する必要があります。
まだ公開されていないモデルに基づくコンテンツフラグメントを作成者が公開しようとすると、選択リストにそのことが示され、モデルがフラグメントと共に公開されます。
モデルは、公開され次第、オーサー環境では読み取り専用モードにロックされます。これは、変更によって、特にパブリッシュ環境で既存の GraphQL スキーマおよびクエリにエラーが発生するのを防ぐためです。コンソールにはロック済みと表示されます。
モデルがロック済み(読み取り専用モード)の場合、モデルの内容と構造は表示できますが、モデルを直接編集することはできません。ただし、コンソールまたはモデルエディターを使用すればロック済みモデルを管理できます。
これで基本を説明したので、次の手順は独自のコンテンツフラグメントモデルの作成を開始することです。
基本操作 - このページは主に Sites コンソールに基づいていますが、ほとんどの機能は一般コンソールでのコンテンツフラグメントモデルへの移動やアクションの実行にも関連しています。
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