コレクションとは、Adobe Experience Manager Assets 内の一連のアセットです。コレクションを使用して、ユーザー間でアセットを共有します。セットは、静的コレクションまたは検索結果に基づく動的コレクションにすることができます。
フォルダーとは異なり、1 つのコレクションに異なる複数の場所のアセットを含めることができます。異なるレベルの特権(表示、編集など)が割り当てられている様々なユーザーとコレクションを共有できます。
1 人のユーザーと複数のコレクションを共有できます。各コレクションには、アセットへの参照が含まれます。アセットの参照整合性はコレクション間で維持されます。
コレクションは、アセットを照合する方法に基づいて次のタイプに分かれます。
アセット、フォルダーおよび他のコレクションの静的な参照リストを含むコレクション。
検索条件に基づいたアセットを動的に含むスマートコレクション。
コレクションコンソールを開くには:
コレクションを開くには、Experience Manager ロゴをタップまたはクリックします。ナビゲーションページで、アセット/コレクションに移動します。
静的な参照を含むコレクション、または検索条件ベースのフィルターに基づいたコレクションを作成できます。Lightbox からコレクションを作成することもできます。
静的な参照を含むコレクションを作成できます。例えば、アセット、フォルダー、コレクション、スピンセット、画像セットへの参照を含むコレクションなどがあります。
コレクションコンソールに移動します。
ツールバーの「作成」をタップまたはクリックします。
コレクションを作成ページで、コレクションのタイトルとオプションの説明を入力します。
メンバーをコレクションに追加して、適切な権限を割り当てます。または、「公開コレクション」を選択すると、すべてのユーザーがコレクションにアクセスできるようになります。
メンバーが他のユーザーとコレクションを共有するには、dam-users
グループにパス home/users
への読み取り権限を付与します。ユーザーがポップアップリストでコレクションを表示できるようにするには、/content/dam/collections
の場所への権限をユーザーに与えます。または、ユーザーを dam-users
グループのメンバーにします。
(オプション)コレクションのサムネール画像を追加します。
「作成」をタップまたはクリックし、「OK」をタップまたはクリックしてダイアログを閉じます。指定されたタイトルとプロパティを含むコレクションがコレクションコンソールに表示されます。
Experience Manager Assets では、アセットフォルダーのレビュータスクを作成するのと同じ方法で、コレクションのレビュータスクを作成できます。
コレクションにアセットを追加するには、Assets ユーザーインターフェイスに移動します。詳しくは、コレクションへのアセットの追加を参照してください。
Assets UI からコレクションに、アセットをドラッグできます。コレクションのコピーを作成して、そこにアセットをドラッグすることもできます。
スマートコレクションでは、検索条件を使用してアセットを動的に設定します。スマートコレクションの作成時に使用できるのはファイルのみであり、フォルダーや、ファイルとフォルダーは使用できません。
Assets UI に移動し、検索アイコンをタップまたはクリックします。
オムニサーチボックスに検索キーワードを入力し、Enter
を選択します。グローバルナビゲーションアイコンをタップまたはクリックしてフィルターパネルを表示し、検索パネルから検索フィルターを適用します。
「ファイルとフォルダー」リストから「ファイル」を選択します。
「スマートコレクションを保存」をタップまたはクリックします。
コレクション名を指定します。「公開」を選択して、閲覧者の役割を持つ DAM ユーザーグループをスマートコレクションに追加します。
「公開」を選択した場合、所有者の役割を持つユーザーは全員、作成されたスマートコレクションを使用できるようになります。「公開」オプションを選択解除すると、DAM ユーザーグループとスマートコレクションの関連付けが解除されます。
「保存」をタップまたはクリックしてスマートコレクションを作成し、メッセージボックスを閉じてプロセスを完了します。新しいスマートコレクションは「保存済みの検索結果」リストにも追加されます。「コレクションを作成」ボタンのラベルが「スマートコレクションを編集」に変わります。スマートコレクションの設定を編集するには、「ファイルとフォルダー」リストから「ファイル」を選択します。次に、「スマートコレクションを編集」ボタンをタップまたはクリックします。
参照元のアセットまたはフォルダーのリストを含むコレクションにアセットを追加できます。
スマートコレクションでは、検索クエリを使用してアセットを設定します。そのため、アセットおよびフォルダーへの静的な参照はスマートコレクションに適用できません。
スマートコレクションは検索を保存することによって構築されるので、内容を変更するには、保存済みの検索の検索パラメーターを変更します。
Enter
キーを選択します。コレクションのメタデータは、コレクションに関するデータ(追加されたタグを含む)で構成されます。
複数のコレクションのメタデータを同時に編集できます。この機能により、複数のコレクションで共通のメタデータをすばやくレプリケートできます。
コレクションコンソールで、メタデータを編集する 2 つ以上のコレクションを選択します。
ツールバーの「プロパティ」アイコンをタップまたはクリックします。
必要に応じて、コレクションメタデータページの「基本」タブと「詳細」タブでメタデータを編集します。
ツールバーの「保存して閉じる」をタップまたはクリックし、確認ダイアログを閉じてプロセスを完了します。
既存のメタデータに新しいメタデータを追加するには、「追加モード」を選択します。このオプションを選択しないと、フィールド内の既存のメタデータが新しいメタデータに置換されます。「送信」をタップまたはクリックします。
追加モードは、複数の値を指定できるフィールドに対してのみ機能します。1 つの値のみを指定できるフィールドの場合、「追加モード」を選択しても、フィールド内の既存の値に新しいメタデータが追加されません。
コレクション内の検索機能では、コレクションの検索とコレクション内のアセットの検索の両方がサポートされます。
コレクションコンソールからコレクションを検索できます。オムニサーチボックスでキーワードを使用して検索する場合、Experience Manager Assets はコレクション名、メタデータおよびコレクションに追加されたタグを検索します。
トップレベルからコレクションを検索する場合は、個々のコレクションのみ検索結果に返されます。コレクション内のアセットやフォルダーは除外されます。他のすべての場合(例:個々のコレクション内またはフォルダー階層内)では、関連するすべてのアセット、フォルダー、コレクションが返されます。
コレクションコンソールで、コレクションをタップまたはクリックして開きます。
コレクション内では、Experience Manager の検索は、表示しているコレクション内のアセット(およびそのタグとメタデータ)に制限されます。フォルダー内を検索すると、現在のフォルダー内の一致するアセットと子フォルダーがすべて返されます。コレクション内を検索すると、一致するアセット、一致するフォルダー、(そのコレクションの直接のメンバーである)他の一致するコレクションのみ返されます。
コレクション設定(タイトルや説明など)を編集したり、コレクションにメンバーを追加したりできます。
コレクションコンソールから 1 つ以上のコレクションを選択し、ツールバーの「削除」アイコンをタップまたはクリックします。
ダイアログで、「削除」をタップまたはクリックして、削除アクションを確定します。
保存済みの検索結果を削除してスマートコレクションを削除することもできます。
コレクションをダウンロードすると、フォルダーや子コレクションを含む、コレクション内のアセットの階層全体がダウンロードされます。
コレクションコンソールから、ダウンロードする 1 つ以上のコレクションを選択します。
ツールバーの「ダウンロード」アイコンをタップまたはクリックします。
ダウンロードダイアログで、「ダウンロード」をタップまたはクリックします。コレクション内のアセットのレンディションをダウンロードする場合は、「レンディション」を選択します。
ダウンロードするコレクションを選択すると、そのコレクションの下位のフォルダーの階層全体がダウンロードされます。ダウンロードする各コレクション(親コレクションの下にネストされている子コレクションのアセットを含む)を個々のフォルダーに格納するには、「アセットごとに別のフォルダーを作成」を選択します。
Adobe Experience Manager Assets を使用すると、多数のコレクションのメタデータを一括編集できます。プロパティページを使用して、複数のコレクションに対してメタデータの変更を実行できます。例えば、メタデータのプロパティを共通の値に変更したり、タグを追加または変更したりします。
メタデータのプロパティページをカスタマイズ(メタデータのプロパティの追加、編集、削除など)するには、スキーマエディターを使用します。
一括編集メソッドはコレクションで使用可能なアセットに対して機能します。フォルダー全体で使用可能なアセットまたは共通の基準に一致するアセットについては、検索後にメタデータを一括更新することが可能です。
コレクションコンソールで、編集するコレクションを選択します。
ツールバーで「プロパティ」をタップまたはクリックして、選択したコレクションのプロパティページを開きます。
様々なタブで選択したコレクションのメタデータプロパティを変更します。
選択したコレクションにメタデータを追加すると、そのコレクションのタグ以外の以前のメタデータが上書きされます。「タグ」フィールドに追加する新しいタグはすべて、メタデータのタグの既存のリストに追加されます。
特定のコレクションのメタデータのプロパティを表示するには、コレクションリストの残りのコレクションの選択を解除します。メタデータエディターのフィールドには、その特定のコレクションのメタデータが入力されています。
変更内容を保存します。
別のコレクションにコレクションを追加できます。これにより、ネストされたコレクションが作成されます。
コレクションコンソールから目的のコレクションを 1 つ以上選択し、ツールバーの「コレクションに追加」をタップまたはクリックします。
コレクションに追加ページで、コレクションを追加するコレクションを選択します。
コレクションに追加ページでは、直近に更新されたコレクションがデフォルトで選択されています。
「追加」をタップまたはクリックします。ターゲットコレクションにコレクションが追加されたことを確認するメッセージが宛先を選択ページに表示されます。メッセージを閉じてプロセスを完了します。
スマートコレクションをネストすることはできません。つまり、スマートコレクションに他のコレクションを含めることはできません。
Assets ユーザーインターフェイスでは、特定のルール、検索条件またはカスタム検索ファセットに基づいてアセットの検索または絞り込みをおこなうことができます。その結果を保存済みの検索結果として保存すると、後でフィルターパネルの「保存済みの検索結果」リストからアクセスできます。保存済みの検索結果を作成すると、スマートコレクションも作成されます。
スマートコレクションの作成時には、保存済みの検索結果が作成されます。スマートコレクションは、「保存済みの検索結果」リストに自動的に追加されます。コレクションの保存済みの検索結果のクエリは、相対的な場所(dam:query
)にある CRXDE の /content/dam/collections/
プロパティに保存されます。保存できる検索と、リストに表示される保存済みの検索に制限はありません。
静的なコレクションを共有する場合と同じ方法でスマートコレクションを共有できます。
保存済みの検索結果の編集操作は、スマートコレクションを編集する際と同じです。詳しくは、スマートコレクションの編集を参照してください。
保存済みの検索結果を削除するには、次の手順に従います。
Assets ユーザーインターフェイスで、ツールバーの検索アイコンをタップまたはクリックします。
「オムニサーチ」フィールドにカーソルを置き、Enter
キーを選択します。
グローバルナビゲーションアイコンをクリックまたはタップして、フィルターパネルを表示します。
「保存済みの検索結果」リストで、削除するスマートコレクションの横にある「削除」をタップまたはクリックします。
ダイアログボックスで、「削除」をタップまたはクリックして、保存済みの検索結果を削除します。
コレクション内のアセットのワークフローを実行できます。コレクションにネストされたコレクションが含まれている場合は、ネストされたコレクション内のアセットでもワークフローが実行されます。ただし、コレクションとネストされたコレクションでアセットが重複する場合、そのアセットのワークフローは 1 回しか実行されません。