AEM 検索では、AEM アセットの検索と場所の特定をすることができます。また、プレーンテキストファイル、Microsoft Office ドキュメント、PDF ドキュメントなど、広く使用されているさまざまなドキュメント形式において、テキスト検索を実行することができます。ネイティブ検索を拡張し、AEM Document Security で保護された PDF ドキュメントで全テキストの検索を実行することも可能です。このようなドキュメントで全テキストの検索を AEM で実行できるようにするには、次の手順を実行します。
OSGi 上で AEM Forms を使用している場合:
AEM Forms Document Security Indexer パッケージを AEM Forms サーバーにインストールします。
JEE サーバー上で AEM Forms が起動して実行されていること、および Document Security が JEE サーバー上の対応する AEM Forms にインストールされていることを確認します。保護されたドキュメントのインデックスを作成するには、JEE サーバー上の AEM Form が必要です。
JEE サーバー上で AEM Forms のみを使用している場合、Indexer パッケージはすでにインストールされています。
すべてのバンドルが正常に実行していることを確認します。アクティブ状態になっていないバンドルが存在する場合は、すべてのバンドルが起動して実行されるまで待ちます。
sun.util.calendar パッケージを許可リストに追加します。パッケージを許可リストに追加するには、次の手順を実行します。
AEM Web コンソールを開きます。URL は https://'[server]:[port]'/system/console/configMgr です。
デシリアライゼーションファイアウォール設定を探して開きます。
sun.util.calendar パッケージを、許可リストに登録済みのクラスまたはパッケージ接頭辞のフィールドに追加して、「保存」をクリックします。
次のいずれかの方法を使用して安全な接続を確立します。
AEM Web コンソールを開きます。URL は https://'[server]:[port]'/system/console/configMgr です。
Adobe LiveCycle Client SDK Bundle を探して開きます。次の各フィールドの値を指定します。
「保存」をクリックします。AEM は Document Security によって保護された PDF ドキュメントの検索が有効になっています。
JEE 上の AEM Forms の相互認証を有効にします。詳しくは、「CAC および相互認証」を参照してください。
AEM Web コンソールを開きます。URL は https://'[server]:[port]'/system/console/configMgr です。
Adobe LiveCycle Client SDK Bundle を探して開きます。次の各プロパティの値を指定します。
「保存」をクリックします。AEM は Document Security によって保護された PDF ドキュメントの検索が有効になっています。
管理者として AEM Assets にログインします。
AEM Digital Asset Manager でフォルダーを作成し、新しく作成したフォルダーにポリシーで保護された PDF ドキュメントをアップロードします。
これで AEM 検索を使用してポリシーで保護されたドキュメントを検索できるようになりました。