OAuth 2.0 クライアント資格情報フローを使用した Salesforce の統合 configure-salesforce-with-ouath-2.0-client-credential

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OAuth 2.0 クライアント資格情報を使用すると、AEM Forms を Salesforce アプリケーションと統合できます。OAuth 2.0 クライアント資格情報は、ユーザーが関与しない、直接通信の標準的で安全な方法です。

AEM Forms と Salesforce アプリケーション間の通信を設定する際のワークフロー

AEM Forms が、Salesforce 接続アプリケーションで定義されたクライアント資格情報(Consumer key とConsumer secret)を交換して、アクセストークンを取得します。

認証コードフローの認証と比べて、OAuth 2.0 クライアント資格情報を使用すると、次のような複数のメリットがあります。

  • OAuth 2.0 クライアント資格情報認証では、1 人のユーザーにつき 5 つ以上の接続が可能です。
  • AEM データソース設定では、AEM ユーザーの非アクティブ化、アクセス変更、パスワードの更新が引き続き行われます。

前提条件 prerequisites

Salesforce アプリケーションと AEM 環境の間で通信を設定する前に、次の手順を実行します。

NOTE
AEM 6.5 では、Swagger 2.0 ファイル仕様のみをサポートします。

+++

クライアント資格情報フローで Salesforce を設定する手順 steps-to-create-aem-datasource-configuration

  1. オーサーインスタンスにログインします。

  2. ツールクラウドサービスデータソース ​に移動します。

  3. 設定フォルダーを選択します。

  4. 作成」をクリックします。データソース設定を作成 ​が表示されます。

  5. タイトル ​を指定し、サービスタイプ ​に「RESTful サービス」を選択します。

  6. 次へ」をクリックします。

  7. Swagger ソース ​に「ファイル」を選択します。

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    NOTE
    Swagger ファイルを選択するとすぐに、スキーム、ホスト名、ベースパスが自動的に設定されます。
  8. 参照」をクリックして、作成した Swagger ファイルをローカルマシンからアップロードします。

  9. 認証タイプ ​に「OAuth 2.0」を選択します。認証設定 ​パネルが表示されます。

  10. 付与タイプ ​に「クライアント資格情報」を選択します。

  11. Salesforce 接続アプリから取得した​ クライアント ID と​ クライアント秘密鍵 ​を指定します。

  12. アクセストークンの URL を次の形式で指定します
    https://[MyDomainName].my.salesforce.com/services/oauth2/token

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    NOTE
    各組織には独自の固有のドメイン名があります。
  13. 接続をテスト」をクリックします。

  14. 接続に成功した場合は、「作成」ボタンをクリックします。

これで、フォームデータモデルを作成して、設定したデータソースをアダプティブフォームと統合できます。

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