AEM 6.5 におけるリポジトリの再構築ページで説明しているように、AEM 6.5 にアップグレードする場合は、このページを参考に、AEM Assets ソリューションに影響を与えるリポジトリ変更に伴う作業量を評価する必要があります。一部の変更は AEM 6.5 アップグレードプロセス中に作業が必要ですが、それ以外は今後のアップグレードまで延期できます。
6.5 へのアップグレード時におこなう変更
今後のアップグレードまでにおこなう変更
以前の場所 | /etc/dam/jobs |
新しい場所 | /var/dam/jobs |
再構築の手引き | カスタムコードがこの場所に依存している(コードがこのパスに明示的に依存している)場合は、アップグレード前に、新しい場所を使用するようにコードを更新する必要があります。JCR 内の特定パスへの依存を減らすために Java API が利用可能な場合は、Java API を使用することをお勧めします。 クライアントがダウンロードする zip ファイルを一時的に保存するための場所。クライアントがアセットのダウンロードを要求するので、更新する必要はありません。新しい場所にファイルが生成されます。 |
備考 | 該当なし |
以前の場所 | /etc/notification/email/default |
新しい場所 |
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再構築の手引き | メールテンプレートが顧客によって変更されている場合は、新しいリポジトリ構造に合わせるために以下の操作を実行します。
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備考 | 該当なし |
以前の場所 | /etc/designs/assetshare |
新しい場所 |
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再構築の手引き | SCM で管理されており、実行時にデザインダイアログから書き込まれていないデザインについては、以下の操作を実行して最新のモデルに合わせます。
SCM で管理されておらず、実行時にデザインダイアログで変更されるデザインの場合は、オーサリング可能なデザインを |
備考 | 該当なし |
以前の場所 | /etc/dam/workflow/notification/email/downloadasset |
新しい場所 |
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再構築の手引き | メールテンプレート(downloadasset または transientworkflowcompleted)が変更されている場合は、以下の手順に従って新しい構造に合わせます。
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備考 | /conf/global/settings/dam/workflownotification/email/downloadasset がルックアップ対象として技術的にサポートされている間は(通常の Sling CAConfig ルックアップでは /apps より優先されますが、/etc の方が優先されます)、テンプレートを /conf/global/settings/dam/workflownotification/email/downloadasset に格納することもできます。ただし、電子メールテンプレートを容易に編集できる実行時 UI がないので、これはお勧めできません。 |
以前の場所 | /etc/dam/drm/licenses/ |
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新しい場所 | /libs/settings/dam/drm |
再構築の手引き | 該当なし |
備考 | 該当なし |
以前の場所 | /etc/dam/adhocassetshare |
新しい場所 |
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再構築の手引き | メールテンプレートが顧客によって変更されている場合は、新しいリポジトリ構造に合わせるために以下を実行します。
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備考 | /conf/global/settings/dam/adhocassetshare がルックアップ対象として技術的にサポートされている間は(通常の Sling CAConfig ルックアップでは /apps より優先されますが、/etc の方が優先されます)、テンプレートを /conf/global/settings/dam/adhocassetshare に格納することもできます。ただし、メールテンプレートを容易に編集できる実行時 UI がないので、これはお勧めできません。 |
以前の場所 | /etc/dam/indesign/scripts |
新しい場所 |
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再構築の手引き | 新しいリポジトリ構造に合わせるには:
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備考 | カスタマイズしたスクリプトは、コードの格納先である /apps 内に格納することをお勧めします。 |
以前の場所 | /etc/dam/video |
新しい場所 |
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再構築の手引き | 必要に応じて、プロジェクトレベルのカスタマイズを、対応する AEM 6.4 のリポジトリ構造に合わせるには:
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備考 | 該当なし |
以前の場所 | /etc/dam/presets/viewer |
新しい場所 |
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再構築の手引き | 既製のビューアプリセットの場合は、新しい場所でのみ使用できます。 カスタムビューアプリセットの場合:
なお、 |
備考 | 該当なし |
以前の場所 |
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新しい場所 | /libs/dam/clientlibs |
再構築の手引き |
最後に、移行した clientlibs のフォルダーを / / から削除して、クリーンアップをおこないます。 |
備考 | 該当なし |