アセットインサイト機能を使用すると、サードパーティの Web サイト、マーケティングキャンペーン、アドビのクリエイティブソリューションで使用される画像のユーザーのレーティングと使用状況統計を追跡できます。画像のパフォーマンスと人気に関するインサイトを導き出せます。
Assets インサイトは、アクティビティが評価された回数、クリックされた回数、インプレッション数(Webサイトに画像が読み込まれた回数)など、ユーザーの画像の詳細をキャプチャします。これらの統計情報に基づいて画像にスコアを割り当てます。スコアとパフォーマンス統計を使用して、人気が高い画像を選び、カタログやマーケティングキャンペーンなどに含めることができます。このような統計に基づいて、アーカイブやライセンス更新のポリシーを策定することさえできます。
Assetsインサイトを使用してWebサイトから画像の使用状況の統計を取り込むには、Webサイトコードに画像の埋め込みコードを含める必要があります。
アセットインサイトでアセットの使用状況統計を表示できるようにするには、最初に Adobe Analytics からのレポートデータをフェッチするようにこの機能を設定します。詳しくは、アセットインサイトの設定を参照してください。
インサイトのサポートおよび提供がおこなわれるのは、画像に対してのみです。
メタデータページでアセットインサイトのスコアを確認できます。
Assetsユーザーインターフェイス(UI)から画像を選択し、ツールバーのプロパティをクリックします。
プロパティページで、「インサイト」タブをクリックします。
「インサイト」タブで、アセットの使用状況の詳細を確認します。「スコア」セクションには、アセットの全体的な使用状況とパフォーマンスのスコアが表示されます。
使用状況のスコアは、アセットが様々なソリューションで使用された回数です。
「インプレッション数」のスコアは、アセットが Web サイトに読み込まれた回数です。「クリック数」の下に表示される数値は、アセットがクリックされた回数です。
「使用状況の統計」セクションを見て、アセットが含まれているエンティティや最近使用されたクリエイティブソリューションを確認します。使用率が高いほど、ユーザーの間で人気のあるアセットであることを意味します。使用状況データは、次の見出しの下に表示されます。
アセットインサイト機能は通常、Adobe Analyticsからソリューションデータを定期的に取得するので、「ソリューション」セクションには最新のデータが表示されない場合があります。 表示されるデータが対応する期間は、アセットインサイトが Analytics のデータを取得するために実行するフェッチ操作のスケジュールによって決まります。
特定の期間のアセットのパフォーマンス統計をグラフィカルに表示するには、「パフォーマンス統計」セクションで期間を選択します。クリック数やインプレッション数などの詳細がグラフの傾向線として表示されます。
「ソリューション」セクションのデータとは異なり、「パフォーマンス統計」セクションには最新データが表示されます。
Webサイトに含めるアセットの埋め込みコードを取得してパフォーマンスデータを取得するには、アセットサムネールの下の埋め込みコードを取得をクリックします。 サードパーティWebページに埋め込みコードを含める方法について詳しくは、ページトラッカーとWebページへの埋め込みコードの使用を参照してください。
インサイト表示を使用すると、フォルダー内のすべてのアセットのスコアを同時に表示できます。
アセットインサイトは、Adobe Analytics レポートスイートから定期的にアセットの使用状況データをフェッチします。デフォルトでは、アセットインサイトはデータをフェッチするためのバックグラウンドジョブを 24 時間おきに午前 2 時に実行します。この間隔と時刻は、「Adobe CQ DAM Asset Performance Report Sync Job」サービスを Web コンソールで設定して変更できます。
Experience Managerロゴをクリックし、ツール/操作/Webコンソールに移動します。
Adobe CQ DAM Asset Performance Report Sync Job サービス設定を開きます。
プロパティスケジューラーの式にスケジューラーの目的の頻度とジョブの開始時間を指定します。変更内容を保存します。