AEM でのトラブルシューティングと設定に関するいくつかの問題の解決方法を説明します。
バイナリレスディストリビューションは、共有データストアにわたる開発でサポートされ、Vault ベースのディストリビューションパッケージエクスポーター(ファクトリ PID:org.apache.sling.distribution.serialization.impl.vlt.VaultDistributionPackageBuilderFactory
)パッケージビルダーを活用するエージェントが関係します。
バイナリレスモードを有効にすると、ディストリビュートされたコンテンツパッケージに、実際のバイナリではなく、バイナリへの参照が含まれます。
バイナリレスディストリビューションを有効にするには、共有 BLOB ストアと共にデプロイします。エージェントが使用しているファクトリ PID(org.apache.sling.distribution.serialization.impl.vlt.VaultDistributionPackageBuilderFactory
) を含む OSGI 設定の useBinaryReferences
プロパティを確認します。
(Chrome ブラウザーの)Network パネルの個人設定を確認します(JS は縮小されていません)。
Initiator
列を表示して、リクエストのイニシエーターを判別します。AJAX 呼び出しがおこなわれたファイルおよび行番号がわかります。次に、エラー処理関数をトレースし、要件に応じてエラーメッセージを変更できます。
言語コピー機能を作成するには、content-authors が /content/projects
の場所に対する権限を持つ必要があります。
プロジェクトの作成者が管理もおこなう場合は、回避策として、その作成者を project-administrators
グループに追加します。
翻訳プロジェクトを作成する前に、ルート内部に言語ルートおよび言語コピーを作成します。
例えば、/content/geometrixx
に fr_LU
という名前(タイトルは French (Luxembourg) とする)で言語ルートを作成します。次に、参照パネルからページの言語コピーを作成し、Create & Translate
内の Create structure only
オプションに移動します。最後に、翻訳プロジェクトを作成し、言語コピーを翻訳ジョブに追加します。
詳しくは、次の追加リソースを参照してください。
トラブルシューティングと監査の質を高めるために、管理に関係する変更を記録する機能が追加されました。デフォルトでは、error.log
ファイルに情報が記録されます。監視を容易にするために、この情報を別のログファイルにリダイレクトすることをお勧めします。出力を別のログファイルにリダイレクトする方法については、AEM でのユーザー管理操作を監査する方法を参照してください。
Adobe Experience Manager(AEM)6.4 には SSL ウィザードが付属し、Jetty および Granite Jetty SSL のサポートを設定するユーザーインターフェイスが備わっています。
デフォルトの SSL を有効にする方法については、デフォルトの SSL を参照してください。
AEM のコンテンツサービスは Sling Model に基づきます。AEM デベロッパーは、書き出される各コンポーネントに Sling Model pojo を提供する必要があります。
AEM コンテンツサービスを React アプリケーションから使用する方法については、AEM コンテンツサービスの使用準備のチュートリアルを参照してください。
また、デベロッパーがコンポーネントのツリーを書き出す場合は、ComponentExporter
および ContainerExporter
インターフェイスを実装し、ModelFactory
を使用して子コンポーネントに対して反復処理を行ってモデル表現を返すこともできます。以下のリソースを参照してください。
[1] Adobe-Marketing-Cloud/aem-core-wcm-components
[2] Apache Sling :: Sling Models
使用状況に関する統計情報の収集をオプトインするには、タッチ UI または Web コンソールを使用します。詳しくは、集計した使用状況の統計の収集をオプトインする方法を参照してください。
AEM をアップグレードする理由についてを参考にしてください。これは、Adobe Experience Manager の最新バージョンへのアップグレードを検討しているお客様向けの主要機能の概要を説明しています。
ムービーファイルをアップロードするユーザーが asset ノード以下の削除権限を持っていない場合、削除チャンクノードは失敗し、アップロードが再開します。
一方で、タッチ UI を利用して言語コピーを作成するときは(参照/言語コピーを更新)、新しい DAM フォルダーが新しい言語下に作成され、アセットはそのフォルダーから参照されます。
これは OOTB 設定のデフォルト設定です。翻訳設定で「ページのアセットを翻訳」を「翻訳しない」に設定できます。AEM 6.4 の場合は、ツール/クラウドサービス/翻訳クラウドサービスを選択して設定します。
OSGi Component Disabler を無効にできます。このサービスの使用方法については、OSGi Component Disabler を参照してください。
回避策として、AEM が再開するたびに、UI または curl
コマンド(以下の例を参照)を使用して、このコンポーネントを手動で無効にすることもできます。
curl -u admin:$(pass CQ_Admin) 'https://localhost:4502/system/console/components/com.day.cq.analytics.sitecatalyst.impl.importer.ReportImporter' --data 'action=disable'
AEM には、オーサーインスタンスのコンソールおよびページオーサリング機能をカスタマイズできる様々な仕組みが用意されています。カスタムコンソールの作成する方法、およびコンソールのデフォルトビューのカスタマイズ方法については、コンソールのカスタマイズを参照してください。
Granite UI Foundation の Sling コンポーネントの新しいセットが Coral3 用に作成され、/libs/granite/ui/components/coral/foundation にあります。CoralUI 2 ベースのコンポーネント用と CoralUI 3 ベースのコンポーネント用のセットが1 つずつあります。新しいセットは、古いセットをただコピーして貼り付けたものではなく、(合理化、廃止予定の機能を削除するなど)クリーンアップしたものです。そのため、ページは CoralUI 3 ベースまたは CoralUI 2 ベースのいずれかのセットのみを使用することをお勧めします。
詳細については、CoralUI 3 ベースの移行ガイドを参照してください。
検索ブースト/ランキングおよびその他の実装情報については、簡易検索実装ガイドを参照してください。
簡易検索の実装は、2017 Summit lab AEM Search Demystified の資料です。
はい、WordPress を使用しているお客様は、Adobe アセットピッカーを使用して AEM Assets サーバーから画像を選択し、WordPress サイトの投稿に追加できます。
詳細については、アセットセレクターを参照してください。