Adobe Marketing Cloud に含まれている Adobe Target を使用すると、あらゆるチャネルにわたってターゲット設定と測定を行い、コンテンツの関連性を高めることができます。Adobe Target はマーケター向けのツールで、オンラインテストを設計および実行し、その場で(行動に基づいた)オーディエンスセグメントを作成し、コンテンツとオンラインエクスペリエンスのターゲット設定を自動化するために使用されます。AEM では Adobe Target Standard に使用されているターゲット設定ワークフローが採用されています。Target を使用すると、AEM のターゲット設定の編集環境に慣れ親しむことができます。
AEM Sites を Adobe Target に統合して、ページ内のコンテンツを次のようにパーソナライズできます。
Target に統合するには、次のタスクを実行します。
前提条件のタスクを実行する:Adobe Target に登録して AEM オーサーインスタンスの特定の側面を設定します。Adobe Target アカウントには、承認者レベル以上の権限が必要です。さらに、ユーザーがアクセスできないように、パブリッシュノードのアクティビティ設定を保護する必要があります。
以下のどちらかの操作を行います。
アクティビティを設定する:アクティビティを Target のクラウド設定に関連付けます。
カスタムプロキシ設定で Target を使用している場合、AEM には 3.x API を使用する機能と 4.x API を使用する機能があるので、両方の HTTP クライアントプロキシを設定する必要があります。
権限のないユーザーがアクセスできないように、パブリッシュインスタンスでアクティビティ設定ノード cq:ActivitySettings を保護する必要があります。アクティビティ設定ノードには、Adobe Target へのアクティビティの同期を処理するサービスのみがアクセスできるようにしてください。
詳しくは、Adobe Target との統合の前提条件を参照してください。
統合が完了したら、訪問者データを Adobe Target に送信するターゲットコンテンツを作成できます。コンテンツのターゲティングを有効にするには、ページのコンポーネントに固有のコードが必要です(ターゲットコンテンツの作成を参照)。)
AEM オーサーインスタンスでコンポーネントをターゲット設定すると、そのコンポーネントが、キャンペーンの登録、オファーの設定、Adobe Target セグメントの取得(設定されている場合)を行うために、Adobe Target に対して一連のサーバー側呼び出しを実行します。AEM パブリッシュから Adobe Target にサーバー側呼び出しは作成されません。
AEM と Adobe Target を統合するには、Adobe Target、AEM アクティビティの管理、AEM オーディエンスの管理に関する知識が必要です。以下を十分理解している必要があります。
Adobe Target を操作するときのキャンペーン内で許可されるアーティファクトの最大数は次のとおりです。