Experience Cloud でのサブスクリプションの設定方法

アプリケーションのデータソースと、サブスクリプションの設定について説明します。サブスクリプションを設定すると、Experience Cloud とアプリケーション(Analytics と Target)の間で顧客属性データをやり取りできるようになります。

例えば、Adobe Analytics を購読すると、レポート内で属性データが有効になります。Adobe Target を使用している場合は、ターゲティングとセグメント化用に顧客属性をアップロードできます。

顧客属性ソース新しい顧客属性ソースを作成新規

Experience Cloud でのサブスクリプション設定

要素 説明
ソリューション Adobe Analytics
 「Analytics」を選択し、属性データを受け取るレポートスイートおよび含める属性を指定します。
Adobe Target
ターゲティングとセグメント化用に顧客属性をアップロードできます。この機能は、属性データに基づいてテストのターゲットを設定する場合、または Analytics でのセグメント化でデータを使用できるようにする場合に便利です。
訪問者のアップロード済み顧客属性データは、TargetAudiences​を選択してログイン時に使用できます。
複数のデータソースがサポートされています。Web サイト上で顧客 ID を設定する場合は、少なくとも 1 つのエイリアスが Target にサブスクライブされていることを確認します。
レポートスイート(Analytics) Analytics のレポートスイート。
1 つの属性ソース内で Analytics の購読に追加できるレポートスイートの合計は最大 10 です。含めるレポートスイートを選択する際は、以下のアドバイスを考慮してください。
  • 認証済みの共通の顧客セットを持つレポートスイートを選択する。あるレポートスイートの認証済み顧客が別のレポートスイートの認証済み顧客と重ならない場合は、これらのレポートスイートを異なる属性ソースに分けてください。
  • 可能であれば、1 つの属性ソースに含まれるレポートスイートのトラフィック量は同じにする。

認証済みの共通の顧客セットを持つレポートスイートが 10 以上ある場合は、追加の顧客属性ソースを設定して、それぞれを最大 10 のレポートスイートにすることができます。
含める属性(Analytics と Target) アプリケーションに送信する属性。
サブスクリプションを設定し属性を選択する場合、所有するソリューションに応じて、​レポートスイートごとに次の制限が適用されます。
  • Foundation:0 件
  • Select:3 件
  • Prime:15 件
  • Ultimate:200 件
  • Standard:合計 3 件
  • Premium:レポートスイートあたり 200 件
  • Target Standard:5 件
  • Target Premium:200 件

注意: Analytics Premium にアップグレードすると、追加の属性を使用できるようになるまでに 24 時間の遅延が生じます。この遅延の間に、属性サブスクリプションの上限に関連するエラーが発生することがあります。

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