Campaign 分析レポートの基本を学ぶ gs-cube

Adobe Campaign には、動的レポートを作成するための直感的なデータ調査ツールが付属しています。

マーケティング分析機能を使用すると、データの分析と測定、統計の計算、レポートの作成と計算の簡素化および最適化を行うことができます。レポートを作成し、ターゲット母集団を作成して、リストに保存できます。このリストは、Adobe Campaign でターゲティングやセグメント化のタスクに使用できます。

データベースの調査および分析機能を拡張できると同時に、最終ユーザーがレポートやテーブルを設定しやすくなります。計算、測定および統計を処理するレポートやテーブルを作成する際に、既存の(完全に設定された)キューブを選択するだけです。

キューブは、配信レポート(配信トラッキング、クリック数、開封数など)を始めとする特定の組み込みレポートの生成に使用されます。

キューブが作成および設定されると、レポートのクエリボックスや Web アプリケーションで使用されます。キューブをピボットテーブル内で使用して操作できます。

Campaign Marketing Analytics モジュールを使用してできることは次のとおりです。

  1. キューブと指標の作成

    • データを集計してワークテーブルに保存し、ユーザーのニーズに基づいて指標を事前に計算、
    • レポートやクエリで使用する様々な計算に関連するデータ量を削減し、指標の計算時間を大幅に最適化、
    • データへのアクセスを簡素化し、(事前に集計されているかどうかに関わらず)ユーザーが様々なディメンションに応じてデータを操作できるようにします。

    詳しくは、指標の作成を参照してください。

  2. ピボットテーブルの作成とデータの調査

    • 計算済みのデータや設定済みの測定値を調査
    • 表示するデータとその表示モードを選択
    • 使用する測定値や指標をパーソナライズ
    • 技術的なバックグラウンドを持たないユーザーにインタラクティブな分析ツールを提供

    詳しくは、キューブを使用してデータを調べるを参照してください。

  3. キューブで計算および集計したデータを使用したクエリの作成

  4. 母集団の特定とリストでの参照

用語 terminology

キューブを扱う際の具体的な用語を以下に示します。

  • キューブ - キューブは多次元情報の表現であり、インタラクティブなデータ分析用に設計された構造をエンドユーザーに提供します。

  • ファクトテーブル/スキーマ - ファクトテーブル(またはファクトスキーマ)には、分析の基になる生データまたは基本データが含まれています。主に大容量のテーブル(場合によってリンクされたテーブルを含む)で、長い計算が必要になる可能性があります。例えば、broadLog テーブルや購入テーブルなどがファクトテーブルになります。

  • ディメンション - ディメンションを使用すると、データをグループにセグメント化できます。作成したディメンションは、分析軸として機能します。ほとんどの場合、指定されたディメンションに対して、複数のレベルが定義されます。例えば、時間ディメンションの場合は、月、日、時間、分などのレベルがあります。この一連のレベルはディメンション階層を表し、様々なレベルのデータ分析を可能にします。

  • ビニング - 一部のフィールドについては、ビニングを定義して値をグループ化し、情報を読み取りやすくすることができます。ビニングは、レベルに適用されます。多数の異なる値を扱う可能性がある場合は、ビニングを定義することをお勧めします。

  • 測定値 - 最もよく使用される測定値は、合計、平均、最大、最小、標準偏差などです。測定値は計算できます。例えば、オファーの受け入れ率は、オファーの提供回数と承認回数の比率です。

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