「Scheduler」アクティビティを使用すると、ワークフローまたはアクティビティの開始日時を指定できます。
「Scheduler」アクティビティは、予約済みの開始とみなされます。アクティビティのグラフ内の配置ルールは、「Start」アクティビティのルールと同じものです。このアクティビティはインバウンドトランジションを持つことはできません。
ワークフローを作成する場合は、ブランチごとに 1 つの「Scheduler」アクティビティのみを使用し、タイムゾーンの設定をおこなってください。これにより、特定のタイムゾーンでワークフローを開始できます。それ以外の場合は、ワークフローのプロパティで定義されたタイムゾーンでワークフローが実行されます(ワークフローの作成を参照)。
アクティビティの Repetition frequency は 10 分以上にする必要があります。つまり、1 つのワークフローを 10 分に1 回以上自動的に実行することはできません。
複数のアクティビティを含むスケジュール済みワークフローをデザインする場合は、ワークフローが終了するまで再スケジュールされないようにする必要があります。 これをおこなうには、以前の実行の 1 つ以上のタスクがまだ保留中の場合に、実行を防ぐようにワークフローを設定する必要があります。 詳しくは、このページを参照してください。
関連トピック:
ワークフローに「Scheduler」アクティビティをドラッグ&ドロップします。
アクティビティを選択し、表示されるクイックアクションの ボタンを使用して開きます。
Execution frequency を指定します。
選択した頻度に従って実行の詳細を定義します。詳細フィールドは、指定する頻度(時間、繰り返し頻度、指定した日数など)に応じて異なります。
「Repetition frequency」フィールドを使用すると、一定の間隔でワークフローをトリガーすることができます。例えば、実行期間を「Daily」に指定し、繰り返し頻度を 2(日)に設定すると、ワークフローは 2 日ごとにトリガーされます。10 分を下回ることはできません。繰り返し頻度を 0(またはデフォルト値)に設定した場合、このオプションは考慮されず、指定した実行頻度に従ってワークフローが実行されます。
実行の有効期限を指定します。
「Preview next executions」をクリックして、ワークフローの実行スケジュール(次の 10 回)を確認します。
「Execution options」タブの「Time zone」フィールドで、スケジューラーのタイムゾーンを設定します。
アクティビティの設定を確認し、ワークフローを保存します。
次の例では、アクティビティは、毎週月曜日の午前 7 時に、未定の期間、ワークフローを週単位で開始するように設定されています。