データをテーブルやグラフの形式で表す場合は、新しいクエリ(データに対する直接フィルターの定義を参照)またはレポートコンテキスト(コンテキストデータの使用を参照)の 2 つのソースからデータを取得できます。
レポートを作成する際、クエリタイプのアクティビティの使用は、必須ではありません。レポートを構成するテーブルやグラフで、データを直接フィルターできます。
これによって、レポートに表示するデータを、レポートのページアクティビティを通じて直接選択できます。
それには、「データ」タブの「データをフィルター」リンクをクリックします。式エディターが開き、分析対象となるデータに対するクエリを定義できます。
次の例では、フランスに居住し、この 1 年間に買い物をした受信者のプロファイルのみを表示するグラフを作成します。
このフィルターを定義するには、チャートにページアクティビティを追加し、それを編集します。「データをフィルター」リンクをクリックし、表示するデータに合致するフィルターを作成します。Adobe Campaign でのクエリの作成について詳しくは、この節を参照してください。
ここでは、選択した受信者の市区町村別の分類を表示します。
レンダリングは、次のようになります。
この例では、フィルターを使用することで、パリ以外に居住している顧客のみをピボットテーブルに表示できます。事前に別のクエリを使用する必要はありません。
次の手順に従います。
チャートにページアクティビティを追加し、編集します。
ピボットテーブルを作成します。
「データ」タブに移動し、使用するキューブを選択します。
「データをフィルター」リンクをクリックし、会社のリストから ADOBE を削除するように次のようなクエリを定義します。
フィルター条件を満たす受信者のみレポートに表示されます。
データをテーブルやグラフの形式で表す場合は、そのデータをレポートコンテキストから取得できます。
テーブルやグラフを含んだページでは、「データ」タブでデータソースを選択できます。
例えば、クエリボックスで、受信者に次のようなクエリを作成します。
次に、レポートのデータソースを指定します。ここでは、「コンテキストのデータ」とします。
データの場所は自動的に推測されます。必要に応じて、データパスを指定できます。
統計に関係のあるデータを選択する場合、使用可能なフィールドは、クエリで指定されたデータと一致します。