データを更新タイプのアクティビティは、データベースのフィールドを一括更新します。
「操作のタイプ」フィールドで、データベース内のデータに実行する処理を選択します。
「バッチサイズ」フィールドで、更新するインバウンドトランジション要素の数を選択できます。例えば 500 を選択すると、処理される最初の 500 レコードが更新されます。
データベース内のレコードを識別する方法を指定します。
データエントリが既存のターゲティングディメンションに関係する場合は、「ターゲティングディメンションを直接使用」オプションを選択し、「更新するディメンション」フィールドで、そのターゲティングディメンションを選択します。
「リンクを編集」ボタン(虫眼鏡のアイコン)を使用して、選択したディメンションのフィールドを表示できます。
または、データベース内のデータの識別または紐付けキーの直接使用を可能にするリンクを 1 つまたは複数指定します。
「フィールドに同じ名前を自動で関連付け」オプションを使用して、更新するフィールドを Adobe Campaign に自動選択させることができます。
また、「挿入」アイコンを使用して、更新するフィールドを手動で選択することもできます。
更新するフィールドを選択したら、必要に応じて、更新を実行する条件を追加します。そのためには、「次の場合に考慮」列を使用します。条件は 1 つずつ、リストの順番に適用されます。更新の順番を変更するには、右側の矢印を使用します。
同じ方向のフィールドを何度も使用できます。
「挿入または更新」の処理では、適用されるキャンペーンを、1 つひとつ、またはフィールドごとに選択します。そのためには、必要な値を「操作」列で選択します。
modifiedDate、modifiedBy、createdDate および createdBy の各フィールドは、フィールド更新テーブルでそれらの管理モードが特に設定されていない限り、データの更新時に自動的に更新されます。
レコードの更新は、異なる値がレコードに少なくとも 1 つ含まれている場合のみ実行されます。すべての値が同じ場合は、更新はおこなわれません。
「詳細設定パラメーター」リンクで、データを更新し、重複データを管理するための追加オプションを指定できます。また以下のオプションも設定できます。
アウトバウンドトランジションを生成
実行の終了時に有効化される出力トランジションを生成します。通常は、更新によってターゲティングワークフローの終了が示されるので、このオプションはデフォルトでは有効化されません。
リジェクトされた項目のアウトバウンドトランジションを生成
更新後、(例えば、重複レコードが存在するなどで)正しく処理されなかったレコードを含むアウトバウンドトランジションを生成します。通常は、更新によってターゲティングワークフローの終了が示されるので、このオプションはデフォルトでは有効化されません。
データの更新とコレクションの結合により、1 つまたは複数のセカンダリレコードのデータを使用して、レコード内のデータを更新できます(レコードを 1 つにしておきたい場合)。この更新は、ルールで管理されます。
このオプションで、ワークフローの作業用テーブル(targetWorkflow)、配信(targetDelivery)およびリスト(targetList)からのセカンダリレコードへの参照を処理できます。必要に応じて、これらのリンクは、フィールドとコレクションを選択するリストに表示されます。
「コレクションを更新して結合」の処理を選択します。
処理するリンクの優先度を決めます。
これにより、メインレコードを特定できます。処理できるリンクは、インバウンドトラジションによって変わります。
プライマリレコードへ移動するコレクションと更新するフィールドを選択します。
セカンダリレコードが 1 つまたは複数見つかったときに、これらのコレクションおよびフィールドに適用するルールを入力します。そのためには、式ビルダーを使用できます。詳しくは、この節を参照してください。例えば、すべての異なるレコードの更新値のうち最新のものを必ず保持するように指定します。
次に、ルールで考慮する条件を入力します。
最後に、実行する更新のタイプを指定します。例えば、データの更新後に、セカンダリレコードを削除するように選択できます。
例えば、受信者用の購読リストなど、異種のデータが含まれるコレクションの結合を設定できます。また、ルールを使用して、セカンダリレコードの購読から購読履歴を新しく作成したり、セカンダリレコードからプライマリレコードへ購読リストを移動させることもできます。
詳細設定パラメーター/重複を選択し、セカンダリレコードの処理順序を指定します。
定義したルールに該当する場合、セカンダリレコードのデータはメインレコードに関連付けられます。選択した更新のタイプに従って、セカンダリレコードは削除されることもあります。
要約リスト作成の詳細を説明するユースケースの手順 2:「購入品」テーブルへのエンリッチメントされたデータの書き込みの節では、エンリッチメントアクティビティ後のデータ更新の例を示しています。
各インバウンドイベントは、これらのパラメーターによって定義されるターゲットを指定する必要があります。