Bulk Management Tools を使用すると、複数のオブジェクトを一度に 1 回の操作で作成および管理できます。Bulk Management Tools を使用して、data sources、derived signals、destinations、folders、models、segments、および traits を操作できます。
一括管理ツールは、正式にサポートされているAdobe機能ではありません。 カスタマーケアを通じたトラブルシューティングとサポートは、ケースごとに処理されます。
Audience Manager インターフェイスで割り当てられる RBAC グループ権限は、Bulk Management Tools に対しても適用されます。
この機能では、Microsoft Excel スプレッドシートのマクロを使用して、Audience Manager API の認証済みの安全な呼び出しをおこないます。API には、一括変更をおこなうためのメソッドおよびサービスが用意されています。これを使用するにあたって、コーディングや API の使用方法についての知識は必要ありません。ワークシートには特定の一括変更関数を実行するための列見出しとタブがあります。一括変更を実行するには単に、事前定義済みのヘッダーを特定のワークシートに追加し、一括変更する情報を指定し、アクションボタンをクリックします。後はワークシートと API が処理してくれます。
こちら(2021 年 6 月に最終更新)から最新のワークシートをダウンロードします。
Bulk Management Tools を使用するには、以下が必要です。
一括変更には認証が必要となります。操作を開始する前に、ログインする必要があります。ワークシートでは API 呼び出しがおこなわれるので、ユーザーアカウントで認証するよう設定する必要はありません。
API 認証の要件
2019 年 10 月にリリースされた一括管理ツールの 2 つ目のバージョンである Bulk Management Tools は、認証プロセスを簡素化します。このバージョンの認証手順を以下に示します。
一括変更をおこなう場合、変更をおこなう権限があることを確認する必要がありますが、API 認証は自動的におこなわれます。
ドメイン認証のオプション
ドメイン認証では、一括リクエストをテストすることも、直接実稼動アカウントに適用することもできます。テスト環境で一括変更をおこなっても、実稼動アカウントには反映されません。実稼動アカウントへの変更は即座に反映されます。一括管理シートを使用すると、次の環境で作業できます。
Bulk Management Toolsワークシートは、認証ボタン、アクションタブ、アクションボタンおよび「Headers」タブで構成されています。「Headers」タブには、アクションタブで使用される整形済みの列ヘッダーがあります。アクションタブには選択した一括操作を実行するためのマクロが用意されています。一括操作を実行するには、該当するアクションタブにヘッダーをまとめてコピーし、ヘッダーデータを入力し、アクションボタンをクリックします。
認証後、アクションボタンをクリックして開始します。
次の表は、実行できる操作、およびBulk Management Toolsワークシートを使用して操作できる項目を示したものです。
アクション | オブジェクト |
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一括アクションはワークシートの一番下のタブに表示され、次の項目などがあります。
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一括変更できるオブジェクトは、「Headers」タブに配置されており、次の項目などがあります。
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一括操作の例
例えば、複数の特性を一度に作成する方法を見てみましょう。一括操作で複数の特性を作成するには、次の手順に従います。
大量のリクエストを処理する場合、ワークシートが低速になり、非アクティブであるように見えることがあります。その場合、そのままにしておきます。一括要求が完了すると、ワークシートは反応するようになります。ワークシートが長時間反応しない場合、トラブルシューティングのセクションを参照してください。