他のシステム(オフライン)から Audience Manager にデータを取り込む、あらゆる技術レベルのお客様を対象とした概要説明です。
他のシステムからのデータが Audience Manager で使用できるようになります。アドビのシステムは、値のロック解除および以前収集したユーザーデータの活用に役立ちます。これには、購入、顧客調査、登録データ、CRM データベースなどに関する情報が含まれます。統合ごとに課題がありますが、それらはすべてこれらの一般的な手順を共有します。この資料に目を通せば、オフラインデータをオンラインにするのに必要な労力を削減するうえで役に立ちます。
同期の際に、Audience Manager は一意の ID をクライアントおよびそのユーザーに割り当てます。これらの ID はそれぞれ、Data Provider ID(DPID)および Unique User ID(UUID)と呼ばれます。Audience Manager は、DPID および UUID を使用して、ユーザーを特定し、traitssegments、オーディエンスグループおよびレポートの対象として認定します。また、アドビのデータ収集コード(DIL)は、Web サイトからの訪問者データをキャプチャするために、これらの ID を探します。この手順が完了したら、Audience Manager およびオフラインリポジトリに、各ユーザーレコードに対応する ID を含める必要があります。
この手順に関する重要な考慮事項:
詳しくは、受信データ転送のための ID 同期を参照してください。
ファイル名およびコンテンツは、厳密なガイドラインに従います。このガイドのこれらの仕様に従って、データファイルの命名や編成をおこなう必要があります。以下を参照してください。
オフラインデータをオンラインにする場合、この情報をオフラインキャンペーンに使用できます。これをおこなうため、Audience Manager では、選択した FTP または Amazon S3 の場所に特性およびセグメント情報を書き出します。その他の情報やサポートについては、担当のパートナーソリューションマネージャーにお問い合わせください。
Audience Manager は、ファイルのドロップオフ用に以下の環境を提供します。
環境 | サービス | 場所 |
---|---|---|
実稼動 | FTP | |
S3 | |
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ベータ環境 | FTP |
|
S3 | |
システムエンジニア、開発者、技術/実装チームは、バッチデータ転送プロセスの説明と、この節の他の記事を確認してください。これらの記事には、転送プロトコル、ファイルコンテンツおよびファイル名の要件に関する詳細が記載されています。