この記事には、この機能の設定と使用方法を説明する製品ドキュメントが含まれています。法的なアドバイスは何も含まれません。法律に関するガイダンスについては、御社の顧問弁護士にアドバイスを求めてください。
このページでは、オフラインの CRM データと、認証済みユーザーのリアルタイムの行動データを組み合わせてオーディエンスセグメントを作成し、そのオーディエンスセグメントを People-Based Destinations に送信する方法について、順を追って説明します。
DPUUID が小文字かどうか、ハッシュ化された電子メールアドレスであるかどうかに応じて、ハッシュされた電子メールアドレスを保存するデータソースを設定する必要があります。
シナリオ 1:DPUUID が、既に小文字のハッシュ化された電子メールアドレスになっている。
この場合は、スキップして「手順 5 - ユーザーベースのプラットフォーム認証を設定する」に進みます。
シナリオ 2:DPUUID が、小文字のハッシュ化された電子メールアドレスになっていない。
この場合、ハッシュ化された電子メールアドレスを保存する新しいクロスデバイスデータソースを作成する必要があります。手順は次のとおりです。
Audience Managerアカウントにログインし、Audience Data/Data Sources に移動して、Add Newをクリックします。
新しいデータソースに、Name と Description を入力します。
ID Type ドロップダウンメニューで、「Cross Device」を選択します。
Data Source Settings セクションで、Inbound と Outbound のオプションを両方選択し、Share associated cross-device IDs in people-based destinations オプションを有効にします。
ドロップダウンメニューを使用して、このデータソースの Emails(SHA256, lowercased) ラベルを選択します。
このオプションは、データソースに、特定のアルゴリズムでハッシュ化されたデータを含んでいるというラベルのみを付けます。Audience Manager は、この手順ではデータをハッシュ化しません。このデータソースに保存する予定の電子メールアドレスが、SHA256 アルゴリズムで既にハッシュ化されていることを確認してください。それ以外の場合は、People-Based Destinations では使用できません。
People-Based Destinations 用にオフラインデータを Audience Manager に取り込む方法については、「データのオンボーディング」を参照してください。
People-Based Destinations のデータソースの作成方法に関するビデオチュートリアルについては、以下のビデオをご覧ください。
認証されたユーザーをルールベースの特性で絞り込むには、宣言された ID を通して特性認定を送信する必要があります。
次の 2 つのデータソースを作成したとします。
データソース ID | データソースの内容 |
---|---|
999999 | 既存の DPUUID(CRM ID) |
987654 | ハッシュ化された電子メールアドレス |
次に、テーブルの特性について以下の CRM ID を絞り込みます。
DPUUID(CRM ID) | 電子メールアドレス | ハッシュ化された電子メールアドレス | 特性 |
---|---|---|---|
68079982765673198504052656074456196039 | johndoe@example.com |
55e79200c1635b37ad31a378c39feb12f120f116625093a19bc32fff15041149 | location = US |
宣言された ID は次の構文に従う必要があります。
https://yourDomain.demdex.net/event?d_cid_ic=HashedEmailDataSourceIntegrationCode%01myHashedEmail&d_cid_ic=CRMDataSourceIntegrationCode%01myCRMID&key=value
上記の例では、宣言された ID 呼び出しは次のようになります。
https://yourDomain.demdex.net/event?d_cid_ic=MyHashedEmailDataSource%0155e79200c1635b37ad31a378c39feb12f120f116625093a19bc32fff15041149&d_cid_ic=MyCRMDataSource%0168079982765673198504052656074456196039&location=US
次の手順では、オーディエンスセグメントを作成して People-Based Destinations に送信するのに役立つ、新しい結合ルールを作成します。
Current Authenticated Profiles または Last Authenticated Profiles オプションを使用して既にルールを定義している場合は、スキップして「手順 4 - オーディエンスセグメントの作成」に進むことができます。
新しいセグメントを作成するには、セグメントビルダーを使用します。People-Based Destinations に送信する既存のオーディエンスセグメントがある場合は、スキップして「手順 5 - ユーザーベースのプラットフォーム認証を設定する」に進みます。
Audience Manager は、一定期間後に期限切れになる認証トークンを介して、ソーシャルプラットフォームとの統合を処理します。期限切れトークンの更新方法について詳しくは、「認証トークンの更新」を参照してください。