Destinations 概要

Audience Manager において、destinationとは、データを共有する任意のサードパーティシステム(広告サーバー、DSP、広告ネットワークなど)になります。Destination Builder は、cookie、URL、またはserver-to-server destinationsの作成と管理に使用するツールです。

目的とメリット

DestinationsおよびDestination Builderを使用すると、destinations宛を作成し、セグメント化されたユーザーに関する情報をデータパートナーに送信できます。これは以下に役立ちます。

  • データ値の保護:​すべてのユーザーデータをDestination Builderに送信するのではなく、destination を使用して対象ユーザーのみに関する特定の情報を共有できます。
  • データに対するアクション: destinationパートナーへのデータの送信により、対象オーディエンスセグメントをすばやく作成およびターゲット設定できます。
  • 技術的なオーバーヘッドの削減:​ビジネスユーザーは、Destination Builder インターフェイスでdestinationsを安全にセットアップできます。これにより、デプロイメント前のテストに必要な時間を節約できます。Destination Builder を使用すると、長い開発サイクルを経ずに、ビジネスニーズの変更に合わせてdestinationsを作成、管理および削除できます。

技術上の考慮事項

データ配信は、データパートナーがdestination情報をどのように受信したいか、または受信できるかによって異なります。技術上またはエンジニアリング上の制約によって、destination が URL、cookie、またはserver-to-serverのプロセス経由でデータを受信できない場合があります。サードパーティパートナーと協力して、使用できる方法を決定します。

ビジネス上の考慮事項

配信方法を複数のものから 1 つ選択するためのビジネス上の決定は、destinationとなるパートナーの技術的能力と絞り込まれたユーザーに関する情報の用途によって異なります。例えば、destinationが特定の配信方法でデータを受信できない場合は、技術的な制約で選択肢が制限されるおそれがあります。ただし、技術的な問題がなければ、データにどう対処するかに応じて情報を送信できます。例:

  • URL および cookie-based destinationsは、ページでのユーザーアクションとほぼ同期的に連動します。
  • Server-to-server手法は、時間をかけて深みのあるオーディエンスセグメントを構築するのに適しています。

Destinationのタイプと典型的なユーザー

次の表に示す例は、特定のdestinationの使用に適した状況とそれぞれのタイプの違いを理解するのに役に立ちます。

Destinationのタイプ 使用に適した状況 注意点
Adobe Experience Cloud Destinations 他の Adobe Experience Cloud ソリューションにデータを送信する必要があります。 Adobe Analytics にデータを送信します。
People-Based Destinations Facebook のように、ユーザーベースの環境にオーディエンスセグメントを送信する必要があります。 購入履歴に基づき、既存の顧客に対してパーソナライズされたオファーを提供する オーディエンスのターゲティングは、ハッシュ化された識別子を使用しておこなわれます。詳しくは、ユーザーベースの宛先を参照してください。
Device-Based Destinationsサーバー間
  • すぐにデータを転送する必要がない場合。
  • 絞り込まれたユーザーで構成される大規模なオーディエンスプールを構築するためのデータを収集している場合。
後日実施する予定のキャンペーンで使用するデータを徐々に(数時間または数日間で)収集する。
  • 新規および以前のサイト訪問者に関するデータを転送します。
  • 訪問者を再度確認して、他のセグメントに絞り込む必要はありません。
Custom DestinationsURL または Cookie 絞り込まれたユーザーに宛先が直ちに対応できるように、データをすぐに転送する必要がある場合。 チケット購入サイトからのデータの送信。URL または cookie destinationを使用してユーザーを絞り込み、直ちにリターゲティングする。
  • 新規訪問者に関するデータのみ転送します。
  • 訪問者を再度確認して、セグメントに絞り込む必要があります。

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