シグナルについて
シグナルは、Audience Manager における情報の最小単位です。シグナルは、オンラインプロパティにおけるユーザーインタラクションまたはユーザーアクティビティを表すものであり、Audience Manager に渡され特性ルールで使用されます。
Audience Manager では、シグナルはキー値ペアで表されます。例えば、以下のシグナルは、電子機器が掲載されている Web ページに訪問者がアクセスしたことを示します。
シグナルダッシュボードには、特性の新規作成に利用できる複数のシグナル属性が表示されます。以下に、利用可能なシグナルプロパティの詳細を示します。
- Key-value pair には、Audience Manager が受信したシグナルのキー値ペアが示されます。
- Signal type は各シグナルのカテゴリを示します。シグナルは、次のいずれかのカテゴリに分類されます。
- アクション可能なログファイル:メディアパフォーマンスログファイルから受信したリアルタイムシグナル。
- Adobe Analytics:ご使用の Adobe Analytics アカウントから受信したリアルタイムのシグナル。
- 一般的なオンラインデータ:オーディエンスのアクティビティによって生成され、アクションにつながるログファイルおよび Adobe Analytics には該当しないリアルタイムデータ。
- オンボードレコード:バッチデータ転送で受信したデータ。
- Signal Source は、シグナルタイプによって異なります。
- オンボードシグナルの場合、データソース名が表示されます。
- Adobe Analytics から受信したシグナルの場合、データソースは常にレポートスイートになります。
- アクションにつながるログファイルおよび一般的なオンラインデータの場合、この情報は表示されません。
- Total Counts は、過去 7 日間における Audience Manager でのリアルタイムシグナルの総受信回数を示します。
- Included in Traits には、シグナルが特性に含まれているかどうかが示されます。矢印をクリックすると、該当するシグナルを含む特性が表示されます。特性に含まれていないシグナルの場合、この列の値は、Create Onboarded Trait または Create Rule-Based Trait になります。
シグナルデータの更新頻度
1 日に Audience Manager で処理されるデータ量は多いので、Data Explorer による表示されるシグナルデータの更新は、シグナルタイプに応じた一定の間隔でおこなわれます。
- リアルタイムシグナルデータ(アクションにつながるログファイル、Adobe Analytics データ、一般的なオンラインデータ)は、4~6 時間ごとに更新されます。
- オンボードシグナルデータは、24 時間ごとに更新されます。
関連する概念
シグナル、特性、セグメント