Data Collection Servers(DCS)に渡すことができるデータの構文とサポートされている属性(キー値ペア)について説明します。この情報は、DCS リクエストの形式設定や DCS システムから返されるパラメーターの理解に役立ちます。
DCS では、キー値ペアのキーに付加されている特定のプレフィックスに基づいて、渡すデータのタイプを分類します。
キープレフィックス | 対応するデータの種類 |
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顧客定義属性。 |
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Audience Manager 属性。 |
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HTTP ヘッダーデータ。 |
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非公開の顧客定義属性。 DCS では、キーに |
DCS からのレスポンスが必要でない限り、これらはすべてオプションです。DCS からのレスポンスが必要な場合は、d_rtbd=json
が必須です。
属性 | 説明 |
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DCS API の呼び出しをおこなっている呼び出し元の特定に使用します。 |
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DCS レスポンスをコールバック関数の関数パラメーターとして使用して、実行する JavaScript 関数を指定します。 |
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Audience Manager で割り当てられたデータプロバイダー ID(
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統合コードとそれに関連する一意のユーザー ID が単一のキー値ペアとして含まれています。
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児童保護法に従うために、サードパーティ Cookie の使用を無効にします。このパラメーターは、アドビの Adobe Experience Platform ID サービスにより動的に設定されるもので、 |
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オプションです。お客様のご依頼に応じて有効になります。担当の Adobe Audience Manager コンサルタントまたはカスタマーケアにお問い合わせください。 特性とセグメントを
サンプルレスポンスは次のようになります。
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廃止されました。 |
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廃止されました。 |
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URL の宛先データを |
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それらの属性を使用する特性は、作成しないようお勧めします。アドビは、確保している属性をいつでも変更できます。 |
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レスポンスで使用する |
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Experience Cloud ID サービスで設定および使用される Experience Cloud ID を指定します。ECID について詳しくは、Cookie と Experience Cloud Identity Service を参照してください。 |
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名前空間 ID です。使用されている JavaScript コンテナを示します。DIL での ID 同期に使用されます。 |
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Audience Manager でモバイルからのリクエストとデスクトップからのリクエストを区別できるようにします。次の値がサポートされています。
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廃止されました。 それらの属性を使用する特性は、作成しないようお勧めします。アドビは、確保している属性をいつでも変更できます。 |
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DCS からの
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特性評価用のデータソースを渡します。このデータソースに含まれている特性のみ評価されます。 例えば、以下の特性があるとしましょう。
サンプル呼び出し |
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目的は上記の 引き続き上記の特性に対して、次のサンプル呼び出しを考えてみましょう。
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一意のユーザー ID。この値が Cookie から得られない場合に、訪問者を特定します。 |
これらのヘッダーは、HTTP 呼び出し内のデータおよび応答のリクエストのような情報を格納します。
属性 | 説明 |
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h_host |
クライアントの特定のデータ収集ホスト名に設定します。host name .demdex.net と表示されます。Demdex ドメインの呼び出しについてを参照してください。 |
h_user-agent |
User-Agent ヘッダー値に設定します。 |
h_accept-language |
Accept-Language ヘッダー値に設定します。 |
h_referer |
Referer ヘッダー値に設定します。 |
h_referrer |
Referrer ヘッダー値に設定します。 |
h_date |
Date ヘッダー値に設定します。 |