「リファラー」ディメンションは、クリックスルーしてサイトに到達したときに訪問者が閲覧した URL をレポートします。このディメンションは、どの特定の URL がサイトへのトラフィックを最も多く引き起こしているかを把握するのに役立ちます。ディメンション項目を表示するには、外部 URL にリンクが存在し、訪問者がリンクをクリックする必要があります。
このディメンションを使用するには、レポートスイートの内部 URL フィルターを設定する必要があります。内部 URL フィルターを設定しないと、内部 URL が含まれるか、外部 URL が表示されない可能性があります。
同じレポートに、Analysis Workspace と Data Warehouse で異なる結果が表示されます。Analysis Workspace は、内部 URL フィルターに一致する値を除き、個々のページの転送者を報告します。Data Warehouse は、訪問の最初の転送者のみを報告し、内部 URL フィルターを無視します。
このディメンションには、Analytics インターフェイスでの設定とイメージリクエストでのデータが必要です。
r
クエリ文字列からデータを取得します。AppMeasurement は、ブラウザーの JavaScript document.referrer
変数を使用してこのデータを収集します。referrer
変数の上書きを使用して、手動で設定できます。 AppMeasurement ライブラリ(Adobe Experience Platform のタグを介した場合など)を使用する場合、このディメンションは初期設定の状態で動作します。AppMeasurement 以外の(API 経由などの)データ収集方法を使用する場合は、クエリリクエストに r
文字列パラメーターを必ず含めてください。ディメンション項目には、訪問者がサイトにクリックスルーしたドメインが含まれます。ヒットにリファラーデータがない場合は、"Typed/Bookmarked"
ディメンション項目でグループ化されます。このディメンション項目は、訪問者がブラウザーのアドレスを手動でアドレスバーに入力したか、ブックマークをクリックしたなど、リファラー値がなかったことを意味します。"Typed/Bookmarked"
ディメンション項目は、Analytics に対応しないリダイレクトにも表示されます。 Technotes ユーザーガイドのリダイレクトとエイリアスを参照してください。
googleusercontent.com
を含むディメンション項目ユーザーは、ドメイン googleusercontent.com
を持つディメンション項目を表示できます。
webcache.googleusercontent.com
は通常のディメンション項目です。translate.googleusercontent.com
を起点とします。このディメンション項目は、ユーザーがリンクをクリックして元のコンテンツに戻ると表示されます。