コンボグラフビジュアライゼーションを使用すると、最初にテーブルを作成しなくても、比較ビジュアライゼーションをすばやく簡単に作成できます。折れ線グラフと棒グラフの組み合わせでデータの傾向を簡単に表示できます。
コンボグラフを使用すると、
今週の注文と、先月(および昨年)の同時刻の注文を数回クリックするだけで比較できます。
複数の指標(ユニーク訪問者や売上高など)を同じグラフで相互にすばやく分析して比較できます。
一定期間にわたって関数(累積平均など)に対する指標を分析できます。
次の点に注意してください。
左パネルの「ビジュアライゼーション」ドロップダウンリストから、コンボグラフビジュアライゼーションを空のパネルにドラッグします。
ドロップダウンリストから、X 軸のディメンションと Y 軸の指標を選択します。
使用する折れ線比較のタイプを選択します。
折れ線比較タイプ | 定義 |
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時間比較 | 最も一般的なタイプの比較です。例えば、この期間と 4 週間前の期間を比較します。 時間比較を選択した場合は、比較する期間についての補助的な選択を行います。 |
関数 | 平均などの関数を比較に導入できます。以下のサポートされている関数のリストを参照してください。 |
セカンダリ指標 | 例えば、売上高を別の指標と比較できます。 |
「作成」をクリックします。
出力は、例えば次のようになります。
現在の期間は棒グラフで表示され、比較期間は折れ線グラフで表示されます。折れ線グラフのドットは、「バーベル」と呼ばれます。
折れ線比較タイプとして関数を選択すると、選択した指標の関数が返されます。
関数 | 定義 |
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列の合計値 | (1 つのディメンションのすべての要素について)1 つの列内の指標の数値をすべて加算します |
累加平均 | 最終 N 行の平均を返します。 |
中央値 | 1 つの列の指標の中央値を返します。中央値とは、一連の数の中央に位置する数です。つまり、半分の数は中央値以上の値を持ち、残りの半分は中央値以下の値を持ちます。 |
累積 | N 行の累積合計です。 |
列の最大値 | 指標列の一連のディメンション要素の中の最大値を返します。 |
平均値 | 指標の算術平均(平均)を返します。 |
列の最小値 | 指標列の一連のディメンション要素の中の最小値を返します。 |
売上高指標の累積平均の例を以下に示します。
累積平均関数と平均関数の両方を含む複合グラフの例を次に示します。
複合グラフの右上にある歯車アイコンをクリックして、設定を変更します。
設定 | 定義 |
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ビジュアライゼーションのタイプ | 別のビジュアライゼーションタイプに切り替えることができます。 |
精度 | トレンドのビジュアライゼーションでは、このドロップダウンから時間の精度(日、週、月など)をを選択します。 |
一般 | |
割合 (%) | 値を割合で表示します。 |
凡例を表示 | コンボグラフビジュアライゼーションの詳細な凡例テキストを非表示にできます。 |
項目数の上限を設定 | X 軸の項目数を減らします。 ビッグデータセットがある場合、最初の 10 項目(または選択した任意の値)のみが表示されます。 |
オーバーレイ | 折れ線のバーベルを表示または非表示にします。 |
軸 | |
二重軸を表示 | 2 つの指標がある場合にのみ適用されます。(ある指標の)Y 軸を左側に、(他の指標の)Y 軸を右側に表示できます。これは、プロットされた指標のスケールが大きく異なる場合に役立ちます。複数の指標を比較する場合を除き、二重軸の色はテーブルの色と一致します。 この場合、すべての比較の色はグレーになります。 |
正規化 | 指標を均等な比率にします。これは、プロットされた指標の大きさが非常に異なる場合に役立ちます。 |
X 軸を表示 | X 軸を表示するか、非表示にします。 |
Y 軸を表示 | Y 軸を表示するか、非表示にします。 |
Y 軸をゼロに固定 | グラフに示されるすべての値がゼロよりもかなり上の場合、グラフのデフォルトでは、Y 軸の一番下はゼロ以外になります。このボックスをチェックすると、Y 軸は強制的にゼロになります(グラフは再描画されます)。 |