Analysis Workspace での日付の比較では、日付範囲を含む任意の列を使用して、前年比、前四半期比、前月比などの一般的な日付比較を作成できます。
以下は、このトピックに関するビデオです。
期間の比較では、高度な計算指標を利用します。その結果、利用できるのは Analytics Select、Prime、Ultimate SKU をお持ちのお客様のみとなります。
分析にはコンテキストが必要ですが、多くの場合、そのコンテキストは前の期間から得られます。例えば、「前年の同じ時期に比べてどのくらい良くなっているか悪くなっているか」という質問は、ビジネスを把握するうえで基本的な問いです。日付の比較では自動的に「差異」列が含まれ、指定した期間と比較した変更の割合が示されます。
ある期間について比較する任意のディメンションと指標を含むフリーフォームテーブルを作成します。
テーブル列を右クリックし、「期間を比較」を選択します。
この右クリックオプションは、指標行、日付範囲行、時間ディメンション行では無効化されます。
テーブルの日付範囲をどのように設定したかに応じて、次のオプションを比較に使用できます。
オプション | 説明 |
---|---|
この日付範囲の前の週、月、四半期、年 | この日付範囲の直前の週、月などと比較します。 |
今週、今月、今四半期、今年対昨年 | 1 年前の同じ日付範囲と比較します。 |
範囲を選択 | カスタム日付範囲を選択できます。 |
注意:例えば 10 月 7 日から 10 月 20 日(14 日間)のように、カスタムの日数を選択した場合、オプションは「この日付範囲の 14 日前」、「範囲を選択」の 2 つのみです。
結果として次のような比較が表示されます。
「変更の割合」列は、マイナスの値の場合は赤、プラスの値の場合は緑で表示されます。
(オプション)他の Workspace プロジェクトの場合と同様に、これらの期間比較に基づいてビジュアライゼーションを作成できます。以下は横向き棒グラフの例です。
横向き棒グラフで変更の割合を示すためには、 ビジュアライゼーション設定 で 割合 (%) 設定を有効にしておく必要があります。
テーブルの各列に期間を追加できるようになりました。これにより、カレンダーの設定先とは異なる期間を追加できます。この方法でも日付を比較することができます。
テーブルの列を右クリックし、「 期間列を追加 」を選択します。
テーブルの日付範囲をどのように設定したかに応じて、次のオプションを比較に使用できます。
オプション | 説明 |
---|---|
この日付範囲の前の週、月、四半期、年 | この日付範囲の直前の週、月などの列を追加します。 |
今週、今月、今四半期、今年対昨年 | 1 年前の同じ日付範囲を追加します。 |
範囲を選択 | カスタム日付範囲を選択できます。 |
注意:例えば 10 月 7 日から 10 月 20 日(14 日間)のように、カスタムの日数を選択した場合、オプションは「この日付範囲の 14 日前」、「範囲を選択」の 2 つのみです。
選択した列の前に、期間が挿入されます。
期間の列はいくつでも追加でき、異なる日付範囲を組み合わせることもできます。
また、各列で並べ替えて、並べ替えに使用した列に基づいて日付の順序を変更することもできます。
すべてのテーブルで、「各列の日付を整列させて、すべてが同じ行で始まるようにします (テーブル全体に適用)」という新しい設定を使用できます。「テーブル全体に適用」とは、例えば、テーブルで分類をおこない、分類に対してこの設定を変更すると、テーブル全体で設定が変更されることを意味します。
この設定は、すべての既存のプロジェクトでは無効(オフ)、すべての新規プロジェクトでは有効(オン)になっています。
例:日付を整列させると、2016 年 10 月を 9 月と比較する前月比の場合、左側の列は 10 月 1 日、右側の列は 9 月 1 日から始まります。