スケジュール効率指数(SPI)の計算
スケジュール効率指数(SPI)は、予定されたスケジュールと実際のスケジュールとの関係を表します。Adobe Workfront では、プロジェクトレベルおよびタスクレベルで SPI を計算します。プロジェクトマネージャーは、この指標をレビューして、タスクやプロジェクトが現在スケジュールより進んでいるか遅れているかを追跡します。
アクセス要件
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スケジュール効率指数(SPI)の概要
SPI 値で示される内容 what-the-spi-value-shows
プロジェクト管理者の理解では、SPI 値が 1 の場合、プロジェクトが計画どおりまたはスケジュールどおりであることを意味します。値が 1 より大きい場合は、プロジェクトがスケジュールより早く進行していることを示し、1 未満の場合は、プロジェクトがスケジュールより遅れていることを示しています。1 との違いが大きいほど、計画からのずれが大きくなります。
Workfront による SPI の計算方法 how-workfront-calculates-spi
Workfront では次の式で SPI を計算します。
SPI = (Total Planned Hours x % Complete) / Planned Hours Scheduled to Date*
*日付までの予定時間数 = 0 の場合、SPI = 1。
日付までの予定時間数は、計算を実行した時点で分単位で計算されます。現在の日付までに予定されている予定時間数を示します。財務データを変更して正確にすると、自動的に再計算されます。この値を示すフィールドは Workfront にはありません。
例えば、タスクが 1 つのプロジェクトがあり、そのタスクの予定時間数が 10 時間で期間が 10 日間である場合、5 日目の「日付までの予定時間数」は 5 となります。
プロジェクトまたはタスクでの SPI の確認
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SPI を確認するプロジェクトまたはタスクに移動します。
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プロジェクトとタスクのどちらの SPI を確認するかに応じて、次のいずれかを行います。
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左パネルで「プロジェクト詳細」をクリックして、財務 エリアを表示します。
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左パネルで「タスクの詳細」をクリックして、財務 エリアを表示します。
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「CPI/SPI/CSI」フィールドの値を確認します。