Adobe Workfront Fusion のシナリオの概要
Adobe Workfront Fusion の役割は、同じタスクを何度も繰り返すのではなく、新しいタスクに集中できるようにプロセスを自動化することです。これは、アプリ内やサービス内、およびそれらの間でアクションをリンクし、データを自動的に転送および変換するシナリオを作成することで機能します。作成するシナリオは、アプリまたはサービス内のデータを監視し、そのデータを処理して必要な結果を提供します。
シナリオは、アプリ内でのデータの変換方法や、アプリと web サービスの間でのデータの転送方法を示す、一連のモジュールで構成されます。
例:Adobe Workfront 内でのプロセスの自動化
- Workfront Fusion for Work Automation
- Workfront Fusion for Work Automation and Integration
Workfront Fusion では、Workfront 内で単純または複雑なワークフローを自動化して時間を節約し、プロセスを一貫して実行することができます。
この例では、指定したフィールドが Workfront のタスクまたはイシューで変更されるとシナリオがトリガーされます。トリガーされると、シナリオは関連プロジェクトの情報を取得し、プロジェクトの特定の役割に割り当てられたユーザーに合わせて更新を作成します。
例:Workfront を別のアプリまたは Web サービスに接続する
- Workfront Fusion for Work Automation and Integration
Workfront Fusion は、他のアプリや Web サービスに接続することもできます。他のアプリケーションからデータに対するアクセス、インポート、処理、エクスポートを通じて、Workfront と統合したり、相互に統合したりすることができます。多くのアプリケーションには専用の Workfront Fusion コネクタがあります。アクセスするアプリケーションの専用コネクタがない場合は、Workfront Fusion の HTTP または SOAP モジュールを使用して、その API を介してアプリケーションに接続できます。
この例では、ユーザーが Excel スプレッドシートに追加されるとシナリオがトリガーされます。シナリオでは、ユーザーが Workfront に存在するかどうかが確認されます。存在しない場合は Workfront でユーザーが作成され、その Workfront ユーザー ID がスプレッドシートに追加されます。
専用コネクタのリストについては、アプリとそのモジュールを参照してください。