レポートコンポーネントについて
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ビデオでは、フィルター、ビュー、グループ化の作成に不可欠な、Workfront のレポートコンポーネントの概念について説明します。主なコンポーネントは次のとおりです。
- オブジェクトタイプ: プロジェクト、タスク、時間エントリなど、処理対象の Workfront オブジェクトを指定します。フィルター、ビュー、グループ化は、オブジェクトタイプに固有です。
- フィールドソースとフィールド名: フィールドソースは、Workfront 内で情報が添付されるアイテムで、フィールド名は、特定の情報(例:プロジェクトの「説明」)です。
- 値フィールド: 優先度フィールドの「低」、「通常」、「高」、「緊急」などのフィールドのコンテンツを表します。
- フィルター修飾子: 優先度が「高」のタスクを表示するなど、レポートに含める値または除外する値を定義します。
主な要点
- レポートコンポーネント: Workfront のレポートコンポーネントには、フィルター、ビュー、グループ化の作成に不可欠な、オブジェクトタイプ、フィールドソース、フィールド名、フィルター修飾子、値フィールドが含まれます。
- オブジェクトタイプの特異性: フィルター、ビュー、グループ化は、プロジェクト、タスク、時間エントリなどの特定のオブジェクトタイプに関連付けられているので、レポートは関連データに合わせて調整されます。
- フィルタールール: フィルターでは、フィールドソース、フィールド名、修飾子、値を使用して、条件を定義します。例えば、「マイプロジェクト」フィルターでは、ログインしているユーザーがプロジェクトチームに所属している現在のプロジェクトのみが表示されます。
- ビューとグループ化: ビューでは、フィールドソースとフィールド名の組み合わせが列に表示されます(例:「所有者名」)。グループ化では、特定の条件(例:「会社名」)に基づいてデータが整理されます。
- ワイルドカードの使用: フィルター内のワイルドカードを使用すると、プロジェクトチーム内のログインしているユーザーを識別したり、レポートのパーソナライゼーションを強化したりするなど、動的な一致が可能になります。
レポートコンポーネントのクイックリファレンス
A - フィールドソース
フィールドソースオプションは、選択したオブジェクトタイプに応じて異なります。多くの場合、フィールドソースは、特定の情報(フィールド名とも呼ばれる)が属する Workfront 内の項目です。フィールドソースがオブジェクトタイプと同じである場合があります。
使用可能なフィールド名は、フィールドソースによって決まります。
例:プロジェクト、タスク、イシュー、割り当て先
B - フィールド名
フィールド名は、フィールドソースとして選択した項目で利用できる情報の一部です。
これには、入力した Workfront フィールド、カスタムフォームのフィールド、Workfront が自動的に取り込む情報などがあります。
フィールド名によって値フィールドのオプションが決まります。
例:進捗ステータス、説明、予定完了日、カスタムフォームフィールド
C - フィルター修飾子
フィルター修飾子を使用すると、選択したフィールドソースとフィールド名で表示可能な結果を絞り込むことができます。
フィールドソースとフィールド名が値フィールドにどのように関連するかを指定します。
例:「等しい」、「次を含む」、「NULL」、「次よりも小さい」
D - 値
値は、フィールド名で指定されたフィールドに入力された情報の一部です。
値のオプションは、フィールドソースとフィールド名によって決まります。
ユーザーや日付のワイルドカードを値や自由形式のテキストに使用できます。
例:新規、進行中、$$TODAYbw、説明