ルーティングパターンの演習
他の API を実際に使用せずに、ルーティングとフォールバックルートの概念を強化します。
演習の概要
変数設定モジュールを使用して、複数のパスを介して数値を送信し、ルーティング時にフィルターとフォールバックがどのように動作するかを確認します。
手順
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新しいシナリオを作成し、「ルーティングパターンとフォールバック」と名付けます。
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トリガーの場合、変数設定ツールモジュールを追加します。 変数名に「My Number」を入力し、変数の有効期間を 1 サイクルのままにして、変数フィールドを「75」に設定します。
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別のモジュールを追加し、ルーターモジュールを選択します。 両方のパスに対して、Increment 機能ツールを選択し、それぞれに変更を加えることなく「OK」をクリックします。
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最初のパスに対して、フィルターを作成し、これに「100 未満」という名前を付け、[My Number] の条件を100 未満に設定します。
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2 番目のパスに対して、フィルターを作成し、これに「1000 未満」という名前を付け、[My Number] の条件を 1000 未満に設定します。必ず、両方に数値演算子を使用します。
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「1 回実行」をクリックし、バンドルが「100 未満」のパスを渡すことを監視します。
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次に、変数モジュール設定フィールドを 950 に変更し、もう一度実行します。 2 つ目のパスの流れを監視します。
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ルーターをクリックし、パスをもう 1 つ追加します。 Increment 関数ツールモジュールを追加します。 フィルターの場合は、「フォールバックルート」チェックボックスをクリックします。 そのパスを指す矢印が、フォールバック ルートを示すキャレットに変わることを確認します。
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変数設定の数値を 9500 に変更し、1 回実行します。 この数値が 100 以上または 1000 未満であるため、バンドルはフォールバックルートをたどります。
Increment 関数ツールモジュールでもう 1 つのパスを追加しても、フィルターを設定しない場合に、もう一度「実行」をクリックすると何が起こるでしょうか。バンドルは、4 番目のルートが追加された状態で、フォールバック ルートをたどるでしょうか。
- いいえ。フィルターが設定されていないので、すべてのバンドルは常にフォールバックルートではなくこのパスをたどります。