アーカイブモジュール

Adobe Workfront Fusion シナリオでは、圧縮ファイルなどのアーカイブをシナリオで使用して、自動化や統合で使用できます。

シナリオの作成方法については、 シナリオの作成:記事のインデックスの記事を参照してください。 モジュールについて詳しくは、「 モジュール:記事インデックス」の記事を参照してください。

アーカイブモジュールとそのフィールド

​ アーカイブ ​ モジュールを設定すると、Workfront Fusion は以下に示すフィールドを表示します。 これらとともに、アプリやサービスのアクセスレベルなどの要因に応じて、追加の「アーカイブ」フィールドが表示される場合があります。モジュール内の太字のタイトルは、必須フィールドを示します。

フィールドまたは関数の上にマップボタンが表示されている場合は、このボタンを使用すると、そのフィールドの変数や関数を設定できます。詳しくは、 モジュール間で情報をマッピングするを参照してください。

マップ切り替え

アクション

アーカイブを抽出

このアクションモジュールは、指定したファイルをアーカイブから抽出します。

このモジュールは、ファイルの ID や関連するフィールドのほか、接続を介してアクセスされるカスタムフィールドおよび値を返します。この情報は、シナリオ内の後続のモジュールにマッピングできます。

Source file
前のモジュールからソースファイルを選択するか、ソースデータをマッピングします。
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例: ​定義された Dropbox フォルダー(アーカイブなど)から ZIP ファイルを取得し、アーカイブモジュールを使用して抽出し、メールまたは Gmail モジュールを使用して、抽出したファイルを目的のメールアドレスに添付ファイルとして送信します。

Dropboxの例

アグリゲーター

アーカイブを作成

この集計モジュールは、必要なファイルを ZIP、GZIP または TAR アーカイブに追加します。

このモジュールを設定する際には、次のフィールドが表示されます。

Source module
ファイルの取得元のモジュールを選択します。
Type
ZIP、GZIP、または TAR アーカイブにファイルを追加するかどうかを選択します。
Comment
アーカイブに追加するコメントを入力します。
Group by
集約出力をグループ化する式を定義します。この式には、1 つ以上のマッピングされた項目を含めることができます。集約されたデータは、この式の値を使用してグループに分割されます。各グループは、キー(評価された式)と値(集約されたテキスト)を持つ個別のバンドルとして出力されます。キーを後続のモジュールのフィルターとして使用できます。
Stop processing after an empty aggregation
結果がない場合にシナリオを停止するには、このオプションを選択します。
Archive name
作成したアーカイブの名前を入力します。拡張機能は追加しないでください。
Source file
以前のモジュールで使用したソースファイルを選択するか、ソースファイルの名前とデータをマッピングします。

例: ​Gmail/メールを監視モジュールを使用して受信メールを見ます。メールを受け取ると、添付ファイルは個々のバンドルに反復され、ZIP ファイルにアーカイブされて、定義された Dropbox フォルダーに保存されます。

Gmail の例

変換サービス

デフレート

この変換モジュールは、デフレーションアルゴリズムを使用してバイナリデータを圧縮します。

Data
deflate 関数を使用して、圧縮するデータを入力またはマッピングします。

インフレート

この変換モジュールは、インフレーションアルゴリズムを用いてバイナリデータを解凍します。

Data
インフレート関数を使用して、インフレートするデータを入力またはマッピングします。
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