カスタマイズ可能なフラグメント customizable-fragments
フラグメントをメールまたはメールテンプレートで使用すると、継承が原因で、デフォルトでロックされます。 つまり、フラグメントに対して行われた変更は、フラグメントが使用されているすべてのアセットに自動的に反映されます。 カスタマイズ可能なフラグメントを使用すれば、フラグメントがメールまたはメールテンプレートに追加されたときに、フラグメント内の特定のフィールドを編集可能として定義できます。 例えば、バナー、テキスト、ボタンを含むフラグメントがあるとします。画像やボタンのターゲット URL など、特定のフィールドを編集可能として指定できます。これにより、ユーザーはフラグメントをメールやメールテンプレートに組み込む際にこれらの要素を変更でき、元のフラグメントに影響を与えることなくカスタマイズされたエクスペリエンスを提供できます。
カスタマイズ可能なフラグメントを活用することで、まったく新しいコンテンツブロックを作成したり、元のフラグメントからの継承を中断したりすることなく、コンテンツを効率的に管理およびパーソナライズできます。これにより、フラグメントレベルで行われた変更が引き続き反映されますが、メール/メールテンプレートレベルで必要なカスタマイズが可能になります。
ビジュアルフラグメントと式フラグメントの両方をカスタマイズ可能としてマークできます。各タイプのフラグメントの処理方法について詳しくは、以下の節を参照してください。
ビジュアルフラグメントへの編集可能なフィールドの追加 visual
ビジュアルフラグメントの一部を編集可能にするには、次の手順に従います。
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フラグメントコンテンツ編集画面を開きます。
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編集可能なフィールドを設定するフラグメント内のコンポーネントを選択します。
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コンポーネントのプロパティパネルが右側に開きます。「編集可能なフィールド」タブを選択し、「編集を有効にする」オプションを切り替えます。
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選択したコンポーネントの編集可能なすべてのフィールドがパネルにリストされます。編集可能なフィールドは、選択したコンポーネントタイプによって異なります。
以下の例では、「ここをクリック」ボタンの URL の編集を許可します。
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概要 をクリックして、編集可能なすべてのフィールドとそのデフォルト値を確認します。
この例では、ボタンの URL フィールドに、コンポーネントで定義したデフォルト値が表示されます。この値は、ユーザーがコンテンツにフラグメントを追加した後にカスタマイズできます。
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完了したら、変更を保存します。
フラグメントをメールに追加すると、フラグメントで設定されたすべての編集可能フィールドをユーザーがカスタマイズできるようになります。