カスタムアクションのトラブルシューティング troubleshoot-a-custom-action
Journey Optimizer ユーザーインターフェイスの管理セクションから API 呼び出しを送信して、カスタムアクションをテストできます。この機能は、ジャーニーでカスタムアクションを使用する前または使用した後に、カスタムアクションのトラブルシューティングを行うのに役立ちます。
管理者は、テストリクエストを送信 機能を使用し、Adobe Journey Optimizer から直接実際の API 呼び出しを行って、カスタムアクション設定を検証します。この機能により、リクエスト構造、ヘッダー、認証およびペイロードがジャーニーで使用される前に正しく書式設定されていることが確保されます。
この機能を使用すると、テストと検証のプロセスが効率化され、カスタムアクションがライブジャーニーで正しく機能することが確保されます。
前提条件 troubleshoot-custom-action-prereq
テストリクエストを送信 機能を使用するには、URL、ヘッダーおよび認証設定を使用して カスタムアクション を事前設定する必要があります。
管理者がこの機能を使用するには、次の権限が必要です。
- ユーザーには、Manage journeys events, data sources and actions 権限が必要です。
- この権限は、ジャーニー管理者 の役割に含まれます。
- View journeys events の権限だけでは不十分です。
ジャーニーの権限について詳しくは、この節を参照してください。
テストリクエストを送信機能の使用方法 troubleshoot-custom-action-use
カスタムアクションをテストするには、次の手順に従います。
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アクション 設定画面に移動し、カスタムアクションを選択します。
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アクション設定画面の下部にある「テストリクエストを送信」ボタンをクリックします。
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ポップアップウィンドウで、リクエストパラメーターを指定できます。
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カスタムアクションメソッドは GET です の場合は、ペイロードは必要ありません。
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カスタムアクションメソッドは POST の場合は、JSON ペイロードを指定する必要があります。
note note NOTE この JSON の構造が正しくない場合は、Adobe Journey Optimizer でエラーが発生しますが、データタイプに不一致がある場合はエラーが発生しません。例えば、文字列を指定する必要があるものに整数パラメーターを使用した場合、エラーは発生しません。 -
認証を定義した場合は、認証の詳細の入力を求めるプロンプトが表示されます。
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「送信」をクリックして、リクエストを実行します。
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ヘッダーやステータスコードを含む API からの応答がインターフェイスに表示されます。
認証処理 troubleshoot-custom-action-auth
カスタムアクションに認証が含まれる場合、Adobe Journey Optimizer では、テストリクエストごとにユーザーが認証の詳細を入力する必要があります。
- 基本認証: ユーザーは パスワード を入力する必要があります。
- API キー認証: ユーザーは API キー 値 を入力する必要があります。
- カスタム認証: ユーザーはリクエスト bodyParam に認証パラメーターを指定する必要があります。この場合、認証リクエスト と 認証応答 の 2 つのセクションが追加されます。
主なメリット troubleshoot-custom-action-benefits
Journey Optimizer 管理者は、外部ツール(Postman など)を使用して、カスタムアクションをテストすることもできます。外部テストと比較した製品内トラブルシューティング機能の主なメリットを次に示します。
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テストリクエストは、AJO ジャーニー によって実行されます。つまり、次のようになります。
- 正確なリクエスト構造(Adobe Journey Optimizer 固有のヘッダーを含む)が使用されます。
- ソース IP とヘッダーは、ライブジャーニーで使用されるものに一致します。
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カスタムアクションが既にデプロイされているので、テストリクエストを送信 機能は ライブジャーニー のトラブルシューティングに使用できます。
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この製品内テスト機能により、ツール間で設定の詳細を手動でコピーする必要がなくなり、エラーのリスクが軽減されます。
トラブルシューティング troubleshoot-custom-action-check
リクエストが失敗した場合は、次の項目を確認できます。
- テストに入力された認証資格情報。
- リクエストメソッド(GET と POST)および対応するペイロード。
- カスタムアクションで定義される API エンドポイントとヘッダー。
- 応答データを使用した、潜在的な設定ミスの識別。